1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

夫の介護型コミュニケーション

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言うべきことを、自らの意思できちんと主張することは、ずうずうしいことでも、恥ずべき事でもない、と思いませんか。いい大人なら、そういう行為を自分から出来ないのは、少しおかしいんじゃないでしょうか。こちらから誘導してあげて、言いたいのはこういうことだよね?なんて、大人にいちいち尋ねたりしませんよね。

しかし、夫はそういうところがあるのです。

初めはわたしも、謙虚が過ぎるところがあるんだな、くらいにしか思ってなかったのです。でも長く生活していくうちに、なんか違う、違和感がある、と感じるようになりました。

車のETCの調子が悪かった時のことです。

高速の料金所を通過する時に、ETCの反応速度がおかしかったので、出る時は人のいる窓口を通るように夫に言ったのです。高速から降り、係員のいる料金所の窓口のところで止まったのはいいのですが、夫は何も言いません。係の人も、こちらがETC搭載車のため、どうしましたか?と聞いてくるのですが、夫はただ前を見ています。わたしは助手席にいたため、理由を言わないと料金の精算が出来ないよと告げました。

夫はそこで初めて、止まった理由がわかったらしいのです。「ETCの調子が悪い」→「高速に入るときもなんか変だった」→「(もし出るときに開閉バーが開かないと、後ろの車に衝突される危険があるから)窓口に行って清算して」このカッコの部分が、わかっていなかったようなのです。わたしが、あきれてそのことを指摘すると、そんなことわざわざ言わなくたって、料金所の仕事のためにいるんだからわかるだろう、とむくれています。

本当にそんな風に感じていたなら、それはそれで問題です。あまりにも行間が読めなさすぎです。

また、ある時のことです。旅行先のホテルに泊ったのですが、エアコンの効きが全然悪いのです。わたしは、そのことをホテル側に伝えて、何かしらの交渉をしてきて欲しいと夫に頼むと、ぐずぐず言って動きません。一晩くらい何とかなるからこのままでもいいよ、などと言います。は?真夏なんですが?

夫の名前で予約していたし、わたしも、こういう交渉事は男のほうがうまくいきやすい、と思っていた世代の女です。夫に前面に立って欲しかったのですが、駄目だったので自分でフロントに電話しました。交渉は、夫がぐずぐずしていた時間の十分の一で済みましたよ。

わたしは夫に対して不信感を感じました。先だってのブログにも書きましたが(車が追突事故の件です)、こんな交渉事も自分で出来ないようでは、とても仕事なんて出来やしません。

発達障がいではないかと気づいた事件 - 1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

これではまるで、やりとりの介護状態です。いったいこれはなんなんだろう、といぶかしく思ったシーンは、今から考えればたくさんあったんですよね・・。