これは、人間ができているからとかではありません。
完全に、あきらめモードのためです。
結婚して、もう31年目に入ろうとしています。でも10年目くらいから、何をどうやっても理解できないと思うことが増え過ぎました。わたしは話し合いによる解決を試みるのは、あきめてきました。
カッときた時は、自分を押さえられないときもありました。でも、こどもの前で言い争いをすることは、なるべく避けていました。しかし、夫がそのことをまったく気にかけないで、文句をふっかけてくる時があるのです。
一度、こんなことがありました。
仕事先がなかなか決まらなくて(見つけられなくて)、いらいらしていたのでしょう。わたしは、子供が家の中にいれば、そういった問題はあえて口に出しませんでした。なのに、夫が自分から文句を言ってきたのです。
「だったら、お前が仕事を探して、これやって下さいって持って来いよ!どんな仕事だって、やってやるからよ!お前だって、探せないんだろうが!」
は?これは、論点がずれています。夫はこんな風に、人のせいにする癖があるのです。他責というやつです。
「仕事を見つけるのも、自分の仕事のうちでしょ!わたしだって、自分で探して、自分で通勤して、自分で稼いでるんだから!いつあなたに、生活費がないから下さいなんて、わたしが言ったのよ!」
この時の言い争いは、これで終わりました。なぜ覚えているのかというと、わたしと夫は実は数えるくらいしか、喧嘩をしたことがないからです。
このころの夫は、失業保険を受け取っていましたが、タバコ代とパチンコ代は、自分の小遣いとして確保していました。その残りと、わたしの稼ぎで生活していたのです。失業保険が切れれば、小遣いなどあるわけがありません。それで、文句を言ってきたのだと記憶しています。
就職活動は、ほとんどやっていなかったと思います。この神経が、わたしにはとうてい理解できません。
本当に、今でも、まったく理解できません。家のローンなどの借金はなかったとはいえ、目の前の生活費の心配はしなかったのでしょうか?わたしが、何とかするとでも思ったのでしょうか?こどもの教育費は、どうしようかとか思わなかったのでしょうか?
夫の失業中に、上の子下の子2人の受験を経験しています。合格の通知を見て、夫は大喜びしていました。しかし、そのあとに続く、制服購入などの出費、通学定期の購入、そういった点は気にならなかったのでしょうか?
幸い、学資保険の入学時に降りる一時金でそれらを賄うことはできました。運よく、高校の授業料の支払いがなくなっていたころでもありました。それにしても、です。
腹を割って、ガチで喧嘩や話し合いをするというのは、どれだけ効果があるのでしょうか。最善の解決方法だったのでしょうか?うちは、それを避けてきたから、この結末なのでしょうか。