1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

あなたは観光船に乗りますか

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観光地で船に乗るのは、楽しいものです。住んでいる場所的に、船が日常にはまったく登場しないので、飛行機よりもめずらしい乗り物です。観光地では、多少高い乗り物であっても、旅行中の楽しさ好奇心の方が勝ってしまい、乗ることが多かったです。

せんだっての、知床の観光船事故のニュースを見たとき、まさかあのような大事故になるなんて、思ってもみませんでした。だって、ああいった船には、普通に救命胴衣が備え付けられています。救命具を着て、救援を待っていれば、誰しも助かるものだと思っていました。

昨年、北海道の支笏湖で観光船に乗った時も、まったくそんな危機感は持っていませんでした。

支笏湖は、非常に水深の深い湖だそうです(水深日本第2位:最大水深360M)。日本最北の不凍湖であり、水質も日本1位になったことも多いのだとか。こんなに美しい湖って初めてかも、その青さに感動しながら船に乗り込みました。

でも、水温が低いと低体温症で数十分も命がもたない、とニュースで聞いたとき、あっと思いました。映画「タイタニック」を思い出しました。

タイタニック号が沈没したとき、ジャックが流れてきた扉の上にローズを乗せ、冷たい水から身体を出してあげたことが、そんなにも重要なことだとは認識していませんでした。

そして、沈没する間際まで、タイタニックの先頭にしがみついていました。わたしだったら、沈没とともに海中に引き込まれたくないからさっさと飛び込みそうだな、なんて思っていました。だけど、あれも、冷たい水中にいる時間を少しでも減らすためだったんですね。あの映画は好きで、繰り返し見ていたのに、全然その点に思い至りませんでした。

気になったので、近年国内で一般観光客が巻き込まれた海難事故を調べてみました。

・2011年8月  天竜川川下り船転覆死亡事故(船頭2人乗客21人、死亡5名)

・2020年11月 与島沖旅客船沈没事故(修学旅行の小学生と教員62名全員救助、軽傷3名)

外国の大型客船の事故は、時々ニュースで目にしますが、やはり国内での事故も起こってるんですね。

これまで、あまり深く考えることもなく、気軽に乗っていました。ああいった乗り物は、一律に国の法令などで安全面のチェックがなされているものだと、勝手に信じていました。事前にHPなどで業者をチェックするなんていう心がけもありませんでした。

この事故を機に、再発防止と安全基準が一新されることでしょう。悲しいことですが、なにかこういうことが起きないと、見直されることが少ないように思います。電車の事故しかり、高速バスの事故しかりです。