1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

子供の迷子が失踪に変わるとき

山梨県のキャンプ場で行方不明になった、子供さんの人骨が見つかって、ニュースになっています。

小さいお子さんのいる方なら、他人事ではないと思います。普通に、ただの迷子なら、どこの親でも経験があると思います。でも、もし、そのまま見つからなかったら・・。そんな恐ろしいことが、現実には山のようにあるようです。未解決事件を見てみると、背筋が凍ります。本当に、お気の毒です。

実はわたしも、過去に絶望寸前の迷子事件を経験しています。

上の子が3歳のとき、公園とは名ばかりの広大な森林地帯で、迷子になりました。

1人で遊具で遊んでいた時、わたしがベンチで座っていて目を離したすきにいなくなったのです。わたしは、妊娠中で気分が悪く、下を向いて座っていたのが悪かったのです。この間、数分だったとはいえ、親の責任です。

公園といっても、敷地は外と完全には区切られておらず、雑木林に続いているようなところです。中には、小さい谷や山のような起伏もあるのです。この事件のような、キャンプ場のようなところなのです。もう、探せど探せど、見つかりません。このまま妊婦が1人で、叫んで走って探してもらちがあかないと思いました。

管理事務所に行くと、中に初老の男性が1人だけいました。もう、閉園の準備をする時間でした。その方の勧めもあり、公園全体に聞こえるマイクをお借りして、わたしが自分でアナウンスすることになったのです。

まず、上の子に向かって、「お母さんが探している」「元の場所に戻って来て」「場所がわからなかったら、誰か近くにいる人に声をかけて」の3点を繰り返しました。

そして、園内にいる保護者の方や、遊んでいる子供たちに向かって、「3歳の女の子が迷子になっている」「どこに行ったのかわからないので、探している」「もし、見かけたら、教えてほしい」「近くにそういう女の子がいたら、助けてあげて欲しい」ことを、訴えました。

多分、絶叫していたかもしれません。平日だったとはいえ、夕暮れも近く、死ぬほど焦っていまいました。これで見つからなかったら、すぐさま警察に連絡しようと思いました。夫の勤務先や実家は遠かったですし、その他友人知人に連絡して、一緒に探してもらうなんて悠長なことは、とても考えられませんでした。

それから15分くらいしたでしょうか。事務所で待機していてくださいと言われ、1人でオタオタしてたところへ、何人かの小学生のグループが、上の子をおぶって事務所に連れてきてくれたのです!。わたしの園内放送を聞いて、上の子に「ほらーお母さんが探してるよー」と言ってもニコニコして帰らず、背負って連れてきてくれたというわけです。

その時の気持ちは、どう書いていいかわからないです。1人1人の手を握ってお礼を言いましたが、もう土下座したいくらいでした。

上の子は、アナウンスの声がわたしだとは、まったく気がつかなかったようです。男の人の声では反応しないかも、と思ったのですが、まだ幼稚園にも上がってないような子供では、どっちでも駄目だったみたいです。

子供に責任はありません。もし、こうなってしまったら、やはり初動が肝心だと思います。あの時焦っていたとはいえ、まったくためらわず、できるだけ早い段階で、その場にいる多くの人に助けを求めて正解でした。

次に生まれた下の子は男の子でしたので、手を離した瞬間チョロQの車のように、すっ飛んでいなくなる子でした。この子も迷子がお家芸でした。上の子の教訓を生かすことが出来たのは幸いでした。