仕事のストレスは、誰にでもあると思います。
でも、わたしが悪かったの?わたしの不徳のなせるわざなのか?もはや、そんなふうに考えてしまいまいます。
今日は、仕事が煮詰まりました。想定外の仕事が入ったのです。
にわかに皆バタバタし始めました。わたしが直接管轄するものではありませんが、同じ部署内の仕事ですし、自分にもわかる内容のものです。そういうのは、見て見ぬふりは出来ません。まぁ結果的に、見て見ぬふりをした方が、利口だったんですけどね。
自分の方の仕事をやってもらっている、派遣社員の方に頼んだ仕事は急ぎではありませんでした。なので、彼女にあちらの仕事を、先に手伝ってもらおうと思い、いったんわたしの仕事を引き下げることにしました。
その旨を、同僚に伝えに行きました。すると、露骨に嫌な顔で、こう言われました。
「え、誰もそんなこと、頼んでないけど」
「(派遣の方)さんに来てもらっても、内容わかってないから、かえって手間がかかるし」
「余計大変になるから、別にいいですよ」
と、こう返されました。仕事内容の説明ならわたしからするし、人が1人増えれば、今日中に終わりますよ?と、もう1度聞いたのですが、「いいです」とそっけなく断られました。
先に上司に話しを通した方が良かったな、と後悔しましたが、終わらなくても別にわたしの責任じゃありませんしね。
そうですか、と提案を引っ込めました。
案の定、夕方になっても、そのイレギュラーな仕事は終わりそうにありません。上司が困り顔で、わたしのところに来ましたので、先ほどの同僚とのやり取りを報告しました。
「いえ、わたしの仕事は急ぎでないので、手伝いますよって言ったんですけど。」それを聞いて、上司は一発で悟ったようです。
その同僚は、自分の仕事に口出しや手出しをされるのを嫌がるのです。だけど悪いことに、機嫌の良いときは、「わぁ~助かる~サンキュー!」などと調子のいいことも言ったりします。
ところが、自分から断っておいて、「誰も手伝ってくれなかったから、終わらなかった。私が悪いわけじゃない」的なことも、平気で言ったりするのです。まったく困った野郎なんです。
上司も、この人のことをよくわかっています。何を言っても、結局水かけ論になるので、無駄だと思っているようです。面倒でも自分でやる方がいい、みたいな考え方です。だから、いつまで経っても、何も解決しません。
それでも、この上司さん、過去に1度だけぶち切れたことがあります。目上にも目下にも、必ずデスマスの丁寧語を使う彼女が、突然ミーティングの時切れたのです。怒鳴るなんて、男の上司でも、最近は目にしないです。皆ビックリしたのを覚えています。怒鳴られたこの同僚は、あっけにとられて何も言葉が出ませんでした。