1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

1人暮らしの経験がないまま結婚

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いつまでも実家暮らしの人のことを、「子供部屋おばさん」「子供部屋おじさん」とかいう言葉があるらしいです。よく考えたネーミングですねぇ(笑)。

上の子も、この言葉には敏感に反応していました。大学も、職場も、何とか実家から通える範囲でしたので、結局1回も家から出ることなく終わりました。

何といっても、都内で1人暮らしは、お金がかかります。

いくら家賃補助が会社から出ても、確実に貯金する額は減ります。奨学金の返済もないし、まとまった貯金を作ってから独立したら?引っ越しも、何十万円とかかるんだよ。家電とか買ったら、もっとだよ。と言ったのは、本当の話しだからです。

けれど、やはり1度も1人暮らしの経験なく、結婚生活に飛び込んでいったことは心配です。

とにかく、料理が出来ません(笑)。本人は、至って自己肯定感の強い人間なので、どういうわけか、自分に出来ないことはないと思っているらしいです。

わたし自身は、結婚までに、2回ほど1人暮らしをしています。1回目は大学の時、2回目は留学生活の時。どちらも、やはり最初は大変でした。あの頃は、インターネットも、電話もありませんでした。

学生時代、お金を使い切ってしまって、昼は学食の最低額定食、夜はキャベツとご飯だけで、1週間過ごしたこともありました。ホームシックも経験しました。最初は、どうやって1人で夕飯を食べてよいのかわからず、泣きそうにもなりました。

子供も大学時代、1人暮らしの友人が困っているので、何でもいいから食料を差し入れしたい、何か余ってないかと聞いてきたことがあります。ちょうどお中元で届いた乾麺が大量に残っていたので、持って行ってもらいました。卒業後、その友人の親御さんから、地元の名産が届きました。きっと、その時初めて子供から聞いたのでしょう。

わたしにしても、お金がないから送ってくれ、とは親に言い出せませんでしたから。時代が違っても、その辺の苦労や事情は同じだと思います。そういう経験をしてこないまま、新しい生活をスタートしたわけです。やはり多少、不安が残ります。

金銭管理は、むしろ子供はドケチの方面が心配です。わたしの病気が移ったのかもしれないです。

本当に必要な出費まで、ケチろうとするあたり、夫婦ケンカの種にならないか懸念されます。まぁ、時々どんっと散財はするのですが、旅行などに限られます。買い物で使うことはありません。

お給料の明細は聞いたことがありませんが、やはり同じ家の中にいれば、わかります。つい最近まで、中学校時代のジャージと、弟のちゃんちゃんこで、在宅勤務をこなしていたような子です。モノを増やすのは、悪と考えているかのようです。最近の子って、皆こんななんですかね。

この先はもう、線路の交わらない人生が始まりました。明かりの灯らない、子供の部屋に立つと、不覚にも涙がこぼれてしまうわたしです。。