1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

深夜の電車に乗って

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メンタルバラバラ炒飯の週末です。昨日は、久しぶりに電車に乗って、友人に会いに行きました。

学生時代からの付き合いですので、もう40年はくだらないでしょう。友人少なめのわたしですが、結婚以降は、ここにあれこれ書き散らかしているような事情で、誰とも疎遠になってしまいました。再就職以降は生活だけで、いっぱいいっぱいでもありました。

昔からの友人の良いところは、何年会ってなくても、あまり時差を感じられないところです。

今の話し、昔の話し、これからの話し。忌憚なく、言いたいことを言い合える関係の友人は、本当に貴重になってしまいました。話しがかみ合わなくても、言葉が止まってしまっても、気まずくなったりはしません。不思議です。

ゆっくりお茶を飲んだり、外を散歩したりしながら、色々話すことが出来ました。そんなわけで、友人のお宅を辞した時刻は、かなり遅くなってしまいました。優しい友人は、泊っていくようにと引き留めてくれたのですが、それでも帰ってきました。心の中の、整理をしたかったのです。

遠方まで電車を乗り継いで、わざわざ生身の友人に会いに来たのは、やはり色々自分の中で、煮詰まってしまったという事情がありました。子供のことしかり、夫とのこれからの生活しかり、現在の仕事しかり、です。夜も不眠気味になってしまいました。最悪です。

ストレスがたまると、人間、色んな行動に走ります。買い物とか、爆食とか。わたしの場合は、いつもと違う環境に行きたくなることです。いわゆる、逃避行的なやつです。

休日の電車とはいえ、そこそこ人は多かったです。でも、子供がかつて通勤していたころは、こんなもんじゃすまなかったはずです。帰宅は深夜になることも多かったです。そしてわたしは、この時間帯の電車に乗ることは、ほとんどありませんでした。

電車の窓から、後ろに飛んでいく家々の明かりを眺めていました。あの、一つ一つに、誰かが生活してるんだなと思いながら。ゆっくりと布団に入る人もいれば、わたしのように、明日仕事に行きたくない人もいる、学校に行きたくない人もいる。わたしよりはるかに裕福で、生活費の心配などとは無縁の人もいる。逆に、明日の食費すら心配する人もいる。わたしには、幸福の灯というより、戦う人が束の間の休憩を取っているかのように感じられました。

車内は、頭をコックリコックリさせている人が大半でした。休日の深夜、下りの電車です。お天気も良く、皆どこかに出かけて、楽しんで帰ってきたのでしょう。仕事帰りの人も、中にはいるのでしょう。私だけが、目をランランとさせて、周囲を見ていました。

このまま、電車を降りないで、遠くに行ってみたいなと思いました。