昨日書いた、運転中に違反でパクられた事情を、ご説明いたします。
通勤途中の道路に、一時停止をする交差点があります。ここで「一時停止無視」で、パクられました。
この停止線のところで車を停めても、左右から来る車は、一向に見えません。まったくと言っていいほど、見えません。
停止線から、さらに1m近く前に出ないと、実際は見えないのです。それなのに、ここでは1年に1回あるかないかで、取り締まりがあります。
朝、「やられた!」と、大憤慨して出勤してくる同僚が、たまーにいます。
同僚いわく、「ちゃんと停まったのにさ!」と、言うのです。
これは、経験者なら、わかります。3秒間きっちりと停まらないと、停止したとみなされないのです。
そして、「この停止線のところで停まっても、全然見えないんです!」と主張しても、まず警官に勝てません。
どんなに、実際は見えなくても、交差点の構造上見えないのだと主張しても、絶対に口論には勝てません。警官と大揉めするだけで、大いに無駄なのです。
この辺は、超田舎の道路。停止しようがしまいが、あんまり関係ないようなところなんですよね(笑)。
通学路でもないし、村民が歩いてたりもしません。歩行者がいたら、逆にどうしたのかと、こっちが心配するレベルです(老人の徘徊とか)。
朝夕は、多少は車の往来が多いですが、夕方以降は、それこそ狸のポンタくらいしか横断しません。
逆に、ここを自分が横断するとなったら、相当怖いと思います。多分、わたしのような運転手が多いからです。街灯も、満足にありませんし。
しかも、この変な停止線のおかげで、「一時停止渋滞」が時に発生します。
過去にヤラれた人、事情を知っている人は、きっちり3秒間停止するからです。
何がいてもいなくても、必ず停止なのです。たまーにしか通らない車にとっては、逆に不思議に思うでしょう。え、なんで停まってんの?って。何もいないじゃん、て。
これが、本来あるべき姿です。しかし、人がいなさすぎて、本末転倒の、悪い笑い話のようになっています。
そして、わたしも、ここでパクられました。職場の半分以上の人間が、ここで被害に遭っているのではないでしょうか。
その話しは、誰かしら捕まった時に話題にあがるのですが、忘れたころに取り締まりがあるのですよね。どうかすると、年単位で空くことがあるくらいです。なので、未経験者は、どんどんパクられていきます。
ちなみに、1度ヤラれた人は、思考停止でここで3秒間停まります。わたしも、もう何も感じないで、ただ、停まります(笑)。ほとんど、通過儀式のようです(いやこれが、本来あるべき姿です)。