今日はバレンタインだったとか(←どうでもいい情報)。
幸い、社内で義理チョコイベントなどは、一切ございません。男女比も釣り合っていませんし、けっこうなことです。8:2で、女ばかりが生息している職場です。
最近になって、下の子に貸していたお金が、全額戻っていることに気づきました。
何のために貸していたのかというと、これです。
↓通勤のために、車を買わざるをえなかったのです。
就職し、配属されたのは、けっこうな田舎。通勤には、ほとんどの人が車を使うという、わたしの職場みたいなところです。
幸い、住むところは、会社が用意してくれました。引っ越し代金も支給され、赴任費用も出ました。
大学時代のアパートの3倍以上はあろうかという、広い部屋をあてがわれ、住居手当も出ています。驚いたのは、光熱費の手当ても出ていること(特に北国とかではありません)。
わたしはこれを聞いた時、やはり規模の大きい会社に就職するというのは、今の時代でも正解なんだなと思いました。
終身雇用だった時代は、それが正解だったでしょう。でも、今はもう時代が違います。そういう時代は、終わったのだと思っていました。
だからこの、いたれりつくせりの話しを聞いた時、驚きました。
計画休暇も多く、祝日と祝日にはさまれている平日は、会社が休日と定めています。わたしの職場とは、雲泥の差です。
それでも、唯一困った点が、この通勤手段。
会社近くまでバスはあるそうですが、朝夕を除けば、1時間に1本あるかどうか。徒歩で、片道40分。
これはもう仕方がない、車を買うよう言いました。運悪く今は、中古車もなかなかお高いです。でも、どうしようもありません。この出費を最後と、わたしが腹かっさばく予定でした。親が払う、最後の学費です。
他の新入社員はどうしているのかと聞くと、やはり車やバイク通勤とのこと。
通勤だけではなく、普段買い物するスーパーもかなり遠いのです。敷地の大きな工場が建っているような土地は、たいてい辺鄙な場所ですよね。
しかし、つい最近まで下の子は、徒歩と時々バスで通勤を続けました。
少しづつ、お金を貯めたのでしょう。ようやく、車を買う、と言ってきたので、足りない分を貸しました。ローンは組まないよう言っておきました。わたしから借りて、利息を払ってね、と、
返すのはいつでもいいよ、と言っておいたのですが、ボーナスが出て、すぐ振り込んだようです。
ふと、思い出して見てみると、わたしの口座にきっちり貸した50万円が戻って来ていました。新卒1年目ながらも、少しまとまったお金がもらえたようで、安堵しました。
自分の職場と比較しても、ましてや会社という組織に所属できなかった夫と比較しても、親としてこの金銭面の安堵感は大きいです。
でも、人生思いもよらぬことだらけ。これからがスタートです。
心配しても、もう親元を離れて7年目。そろそろ、わたしの心配するところではないのかもしれません。