いやいや、帰りが遅くなりました(実はごきげん)。
今日、別支店の方へ、出勤してきました。
一応、今週いっぱいの予定です。
電車で通勤というのは、何十年ぶりでしょうか。朝のラッシュって、もう完全に戻って来てるんですね。背中を押しつ押されつという環境も、超久しぶりです。
いつもは、車の座席から、机のチェアに乗り移るだけの移動距離ですが、今日は仕事の前にいっちょ運動でもしたかのような、清々しさ?です。
身体を動かすって、マジ大事。気持ちもクリアになったような錯覚さえします。
会社の建物の前で、見知らぬ社員がタバコを吸っています。
吸いながらわたしの方を、(誰アレ誰アレ、誰だあのオバサン・・)みたいな視線で、じっと見ています。
わたしが「おはようございます!」と声をかけたとたん、びっくりしたような顔をして、若干慌てていました(笑)。
不審者扱いされても困るし、何より入館証をもらわないと入れないので、ここで名乗りました。
インターフォンで「たのもう!」とやらなくてならないのかと、心配しながら来ましたので、その必要がなくなって良かったです。
中に入り、所属長に挨拶。過去数回は来たことがありますので、建物内の地図は頭に入っています。
今週、こちらでお手伝いする仕事の内容を説明され、メモを取っていきます。
内心(めんどくさいやつって思われないかな)と、心配しながらも、持ってきたノートに、メモを作成しました。
態度としても、メモを取るって効果があると思います。そんなに呑み込みの早いタイプでもありません。必ず、もう一度ならず二度、三度と、聞かなければならないシーンが出てくるはずです。
案の定、「この場合は、これでいいのか」「これは、どうしたら良いのか」などと、何度も教えを乞うはめになりました。
でも皆、嫌な顔一つせず、再度分かるように説明してくれるのです。
こんなに優しくされると、これだけで泣きそうになります。
こんな普通の会話が、わたしのボロボロメンタルに、染みます(10年後、高齢者にやさしくしてくれる詐欺に遭いそうです)。
今日は、わたしという異分子がいるからなのか、それともいつもこうなのか。
室内は静かで、暇だからといって、スマホを見ている人もいません。いつも耳にする、品のないおしゃべりも聞こえてきません。皆、必要最低限の会話だけ。
コロナが出て、どんなにか大変な状態になっているのか、と懸念していました。
が、焦ってキーキー声を上げたり、大声を出したり、発狂している人(←いや、普通にいるのです)は、皆無。自分の支店と、天と地ほどの差があります。
仕事をする環境って、本来こうなんだなぁと、変に感心してしまいます。
思うにウチの職場は、不法投棄のゴミだまりみたいなものです。
ゴミがゴミを呼ぶ、そういう環境が備わっているのでは、と。だから、ああいう人間ばかりなのです。
ああ、いつもこんな静かな環境で、仕事ができるなんて羨ましい。。。
自分の荒れ狂う実家(職場)を、悲しく思いました。