1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

近くのアパートに、高齢者のご夫婦が引っ越ししてきた

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ウチのすぐ近く、小綺麗なアパートに、見た目70代以上と思われるご夫婦が入居してきました。

毎日目にする、ほんの目と鼻の先のアパートです。

頭の真っ白なおじいさんは、窓を開けてタバコを吸っています。おばあさんも、白髪で小柄。

背中こそ曲がっていませんが、どう見ても70才以上に見えます。

あるいは、もっとかも…。

そこは、うちより家賃も2万円ほど安く、中も結構広いのです。

DKが8畳、和室が6畳、他にフローリングの部屋が2つでそれぞれ6畳と7畳。どの部屋も、クローゼットと押し入れがついています(実は、空き部屋が出たときに調べたのです)。

駐車場も無料です(この辺では、これは当たり前)。

都市ガス(!)。お風呂の追い炊きもできる。ペット相談可。高齢者歓迎(!)。と、あります。

わりと広いせいか、家族4人で住んでいるお宅もあるようです。中学生の自転車が、置いてあります。

いいなぁー。うちだって、もう2人暮らしなのだから、あのくらいで十分です。広さはともかく、部屋の数でいったら同じです。

でも、すごく近くとはいえ、引っ越しとなったら、安い金額じゃすみませんよね。契約しなおしするのですから。。

と思っていたら、おじいさんおばあさんが空いた部屋を借りてしまいました。

賃貸物件は、高齢になるほど借りにくいと言われます。事実、これまではそうでした。

しかし日本の高齢者は増加をたどる一方、シニア世代の住環境をめぐる賃貸事情は変化してきているようです(詳しい事情は存じ上げませんが)。

賃貸を貸し出す大家さん側にとっても、借り手が来なければ、収入にはなりません。

子供、すなわち若い世代は減る一方です。

2021年に制定された、国土交通省の「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」が、それを物語っています。

(日常生活の中の不慮の死は、原則として告知の必要なし、等)

高齢者でも、定収入がある、預貯金がある、といった場合は、かなり審査が通るようです。でも、一般の企業がようやく65才定年になったところ。

さて、うちの場合はどうするか。。。

他に良い仕事も見つけられないまま、ダラダラとこの年齢まで勤めてきたので、このままダラダラ65才までいくか。。

さすれば、もう少しここにいても良さそうですが、問題なのは田舎にある夫の実家。夫は多分、いつかは帰ると思っているのでしょう。

でも、もう空き家になってずいぶんになります。もともと古い家でしたから、相当痛んでいるに違いありません。

わたしの実家も、親が今後どうかなれば、空き家になってしまう予定です。しかし、こちらも耐震化とはほど遠く。。。

退職後、夫とここでさよならして、それぞれの実家に引き上げるという形がベストかと思っています。でも、各々の実家を補修なんてしたら、それだけで貯金が尽きてしまいます。住まいの確保と同時に、老後のお金がなくなります。

頭の痛い問題です。