入社式のニュースが、あちこちで聞かれます。
（弊社はｹﾁ会社なので3月にすでに入社式を終えているようです何人入社したかの話しも回って来ません）
この春から、高校なり大学なり社会人で、電車に乗って地元以外に通うようになる人は多いと思います。
女の子の親でなくても、最近は、色々心配がありますよね。
こんな話しは、東京やその近辺の方には、笑われてしまうかもです。
でも、電車通学通勤も、以前よりも危険が増えたと思うのです。
コロナ以前よりは、車内の人口密度が下がったのかもしれませんが…。痴漢はもちろん、最近はもっと過激な事件もあり…。
新幹線の中での放火や、殺人、駅構内でもどんな人が歩いているか、わかりません。
上の子は、大学生のころ、初めて「見しらぬ人からすれ違いざまに、故意に肘打ちされた」時は、だいぶ精神的にきていました。
高校の時は、電車通学とはいえ地元でしたので、安心感があったのだと思います。もう同じ世界ではありません。
このころの最大の被害は、中間テストで早帰りの時。
ホームで電車を待っていたとき、対面のホームに電車が止まり、グリーン車の車両の窓から、人が手を振ったのだそうです。
自分の周囲に他の人はなく、「え？？わたし？」と思った瞬間、その人は窓に向かって立ち上がり、上着をｶﾞﾊﾞｰと御開帳。中はｽｯﾎﾟﾝﾎﾟﾝ。
すぐ改札に戻って、駅員に話したそうです。
この辺の田舎のホームには、いまだホームドアなんてものは設置されてません。
上の子と一緒に電車に乗ろうと、列の先頭で電車を待っていた時のことです。
真正面を向かず、電車がやってくる方角に少し体を向けて立った方が良い、と忠告されました。
後ろから押されても踏ん張れるので、ホームに落ちにくいから、と。それに少し横を向いていることで、後ろの気配を感じることが出来るらしいです。自分はいつもそうしている、と。
上の子はかなり用心深い性質です。色々嫌な目に遭って、自分なりの対策をしているようでした。
・痴漢に遭わないために、ヒールの高い靴を履く（元々身長が高いのですが、背の高い女の方が狙われにくいと）。
・あえて髪の色を明るく染める。耳の横だけかなり明るい色に染めたので、わたしが「田舎のﾔﾝｷｰみたいだ」と咎めたのです。すると、「それがいいのよ。痴漢が寄ってこないから」らしいです。まぁ、なにも言われない会社なのでできることですが。
・スカートはくるぶしまであるような、ロング丈しか履かない。
「明らかにスマホで撮ってるな、みたいなのも多いんだよ」と言っています。
下の子は、社会人になって新幹線に乗ることが多くなりました。案の定、座ったら気持ちよく寝てしまうらしいのですが…。
もう少し、周囲を見渡すくらいの気遣いをしてほしいところです（でも水とカロリーメイトは必ず持って乗るそうです。前に遅延で車内に閉じこめられ、配られたのがこの２品だったからだそうです）。最近はどんな人が乗っているか、わかりません。
通り魔みたいなのに、巻き添えを食らって欲しくありません。昔のように、乗務員さんが回遊してくれると、安心なんですけどね。今はなんでも、監視カメラの時代になってしまいました。。
