1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

捨てられた苺

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先ほど、買い物から帰宅しました。

わたし、色々ここでほざいてますが、いたって普通に気弱なおばさんのつもりです。

職場であれこれ言われても、言いたいことを飲み込んでしまうことも多いです。

スーパーで買った胡瓜の、頭とお尻がすべて痛んでいても、切った大根にスが入っていても、クレームしたことなど、ほぼほぼ皆無です。

しかし今日の買い物で、さすがに頭に血が上ってしまう出来事がありました。

もう言ってしまったこと、済んでしまったことなので、今さら何ですが…。

嫌な気持ちって、残り香のように、いつまでも心のなかに残るものですね

スーパーで買い物をして、レジに並びました。

わたしの普段行くスーパーは、セルフレジはありません。この辺りのスーパー、ほとんどありません。

ただ一か所だけです

↓ここは普段はほとんど行かないので…。

nikki-1965nen.com

店員さんが、苺のパックを取り上げた時、パックを覆っているセロファンシートのすき間から、一粒の苺がぽろっと落ちたのです。床まで落ちたのです。

店員さんは、小さくアッと言って、その苺を拾うと、さっとゴミ箱に捨てました。

わたしはそれを見ていて、えっ!と思いました。

だって、一個捨ててしまったということは、その分内容量が減ってしまったということです。

果物、特に苺などは、そんなに安いものではありません。買う時も、痛んでないかちゃんと底を確認して、カゴに入れたのです。

大昔、クリスマスケーキを作るのに、苺を買った時のことを思い出しました。

当時は、夜勤の仕事をしていて、夫も無職の時代でもあり、家事も育児もメンタルも大変な時期でした。

それでも、市販のケーキを買うより、ずっと安くあがるから、どんなにしんどくても、子供のためにケーキは作っていました。

冬場、しかも年末の苺は高いものです。パックを四方から、ためつすがめつ眺めまわし、毎回慎重に選びました。

そんな習慣を今回も発動して(今日は298円と安かったのですが)、これだ、と思う苺を選んだのに…。自然と、怒りの感情がこみあげてきました。

「あの、今、苺捨てましたよね」と言うと、

「あぁ、下に落ちてしまったもので…。お取替えします?」

と、それが何か?みたいな感じで言うのです。苺のパックは、すでにスキャンされています。

それで、頭にきてしまいました。決して、クレーマーの真似事をしたつもりはありません。

「そういう場合、こちらが取り替えてくれと言わなければ、そのままってことですか」

「もし、わたしが今見ていなかったら、そのままだったってことですよね」

「あなたが今捨てたことで、内容量が減りましたよね。それを同じ値段で購入するということに、納得がいかないのですが。」

なんて、超超意地悪なことを言ってしまいました。イヤナオバサン…。

誰だって物は落とすし、ミスはするし、割れた皿はなんとやらってことは、頭ではわかってるんです。

こんな物言いは、いじめの一歩手前です。

まぁ、そのあとは、普通に謝ってくれて、新しい苺とパックごと取り替えてもらったわけですが…。

店員さんに、悪気はなかったのだと思います。それはわかっていたのです。

こんな還暦間近になっても、大人の対応が出来なかった自分に、ため息です。