1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

みんな安い方がいい、令和の大修理が行われたディスカウントストア

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先ほど、買い物に出た時のこと。

昨日までの大雨で、田んぼの水があふれ出し、歩道や道路もまだ冠水していました。台風でも、ここまでになることはほとんどありません。本格的な梅雨に入る前から、これではヤバい気がします。

通りがかりに見ると、

30年以上も前からある、こ汚いディスカウントストアが、見違えるほど綺麗になっていました。

昔からある、地域のディスカウントストアです。そんな名前よりも、パチモン屋といった感じの店です。結婚して、この土地に来るまで、こんなお店があるとは知りませんでした。

そもそも昔は、ディスカウントストアなんて言葉はなかったように思います。

店内は薄暗く、通路は狭く。どこから流れてきたのかわからないような商品。ひと昔前の商品。ほこりが被ったまま、放置気味にされている商品。そんなお店でした。

わたしがその店を知ったのは、子供が生まれてからです。

公園で知り合った、ベビーカーママが、「紙おむつ、どこで買ってます?」と話しかけてきてくれました。(ちなみに当時は、ドラッグストアーも今の形態ではなかったです。純粋に医薬品のお店でした)。

その古ぼけたパチモン屋で、普通に紙おむつが売っていると聞いて、わたしは勇み足で出かけました。

今でも同じでしょうが、子供が生まれると、一気に出費するものが増えます。少しでも安く、同じ商品が買えるのなら、これは行くしかありません。

当時は、その店にカートなんてありませんでした。

店内の通路は、人とすれ違うのがやっと。子供はおぶい紐で背中です。

決死の思いで、両手に紙おむつをゲットし、もう1本手があればなぁと苦労してお金を払い、何度も何度も通いました。

そのお店は鳴かず飛ばずの感じでしたが、それでもずっと存在していました。

その後、町内にチェーンの大きなディスカウントストアがオープンし、もうその店に行くことはなくなりました。だってそこは、車で2~30分ほどもあるのです。

それでも、そこを通るときは、(まだやってるんだな)と思いながら横目で見ていました。

そうしたら、先日のこと。大がかりな修理をやっています。

あんなにボロい建物なのに、建て替えでなく、修理しているのです。30年以上も前からあるのですから、当然と言えばそうですが。なぜ、今になって?

やっぱり、昨今の物価高から、この店が再び世間の脚光を浴びているとしか思えません。

少なくともここは、地元民ならともかく、そうではない一見さんには入るのに躊躇するようなお店です。

今は、どこでもディスカウントストアってありますよね。外国人のお客さんも多いです。

それが、個人でやっている、たった1件のこの店にやってくるとは。どんなお買い得品があるのか、そのうち偵察に行かなくてはならないようです。

当時、わざわざこの遠方の店まで、来たことを懐かしく思い出しました。

安いお店、というのが、他にはなかったんですよね。紙おむつだけでなく、小さな家具や、子供の椅子なども買いました。夫と2人で苦労して車に積み込み、持って帰りました。なんて、当時のことを思い出し、ちょっと懐かしくなりました。