他部署の人と仕事のミーティングのはずが、話が盛り上がってしまい、雑談ミーティングとなりました。
この彼女と話すのは久しぶりです。
そこで聞いたのは、ご実家のお母さんがもう1度車を購入することを真剣に悩んでいる話しでした。
彼女のご実家は県内。別に田んぼや畑に囲まれた地域でもないし、普通に住宅地です。昨年、車を手放されたそうです。
先日、お父さんが救急車で運ばれたときのこと。
夜中のことでもあり、お母さんは誰にも連絡しませんでした。
お父さんは、そのままし入院して様子を見ることになり、お母さんはタクシーを呼んでいったん帰宅しようとすると、
「この時間はタクシーは来ませんよ」とこと。
仕方なく、うす暗いロビーで、お母さんは夜を明かしたそうです。緊張と暑さ、疲れと寝不足で、お母さんは帰宅後ダウン。
誰だって、こんな状況ではこうなります。
聞いているわたしの方が憤慨してしまったのですが、問題はそこからです
お父さんは、しばらく検査入院することに。
しかし、ちょっと遠い総合病院に運ばれてしまったので、通うのが大変らしいのです。
彼女の仕事の都合のつくときは、車でお母さんを送迎するのですが、仕事があればそうそう毎日は難しいです。
ご実家と病院は、車で20分ほど。
しかし、バス＋電車＋バスと乗り継ぐと、2時間弱もかかってしまうらしいです。バスの本数が全然ないからです。
タクシーもすぐには来ないのだそう。
わたしはタクシーなどめったに利用しないのですが、電話しても容易に来ないというのは、近頃は普通のことなんですね。
こういう問題は、家族で解決しなければならないのでしょうか。83才の母親に、もう1度車を買わせればよい、というのでしょうか。
自治体に何とかして欲しい、というのは無理なのでしょうか。
