夫の独り言が怖いです、というような記事を書いたのはもう1年前。
高齢者の独り言、と検索してみると、認知症の始まり、と出てきます。
高齢者は、独り言や文句が多いもの。
というイメージが世間にはあるようですが、夫は65才を過ぎていますので、もう若年性認知症とは言えません。
そしてまだこれくらいの年齢くらいでは、まだ高齢者とも言えない微妙なお年頃です。
飲まない時は何も言いません。
酒が入って、しかも深酒になると、ブツブツブツブツとお経のような長い独り言が始まるのです。
この1年で、わたしも若干の慣れが出てきてしまいました。叫ばない限り、もう驚くこともなくなりました。
普段ほとんど会話もない夫婦ですので、夫も夫なりにストレスのはけ口が要るのかもしれません。それが口をついて、出てきてしまうのかもしれません。
お経のような長いセリフを聞いていると、仕事に関したことを言っていることも多いです。
普段の様子を盗み見しては、観察しているわたしです。
しかし夫は、自分をいたわるということもしないので(疲れたら早く休むとか、調子が悪いときは病院へ行くとか、栄養を考えて食べるとか一切しない)、やはり早く人生オフになるのは夫だと思われます。
晩酌には小皿を並べて、ちまちまと飲んでいるのは変らないのですが、明らかに以前より食べる量が減ってきています。
毎度毎度同じことを書いてますが、それを酔った状態で洗い物をするのですから、皿を割ったり欠けたりするのは日常。
でも、もう新しい皿は一切買い足してません。
モノはもう増やしたくないし、そんなことに使う金があったら別のことに使います。
食器が足りなかったら、わたしが要らないから持ってこないでと毎年言っているヤマザキの白い皿で生活したら良いのです。