学生時代の友人から、久しぶりにLineが来て、そう聞かれました。
年末、東京に行くから会えないかな?というものでしたが、それはお流れに。
よもやま話しでこんな話しが出ました。いつまでフルタイムで働く?
彼女はここ数年、わたしと同じことを言っています。
仕事は好きだけど、頑張ってももう給料は上がらない。
定年延長なんて無理無理。うちってブラックだもん。だってほら、人間関係最悪だからさ。
彼女は、過去に一度休職しています。わたしと違って、上司からのパワハラでした。
学生時代、お互いの部屋に遊びに行って、明け方まで話し込んでしまう仲でした。
そのまま一睡もしないで、授業やバイトに飛び出していくこともありました。
あるとき、待ち合わせに来ないわたしを怪しんで、授業も欠席だしこれはおかしいと、うちを訪ねて来てくれたことがあります。
わたしはその時、高熱を出していて、誰にも連絡を取れず、瀕死の状態でした。
家に解熱剤も置いてなく(もちろん電話も)、買い物にも授業にも行っていませんでした。
誰かがピンポンをしつこく鳴らすので、ようやく玄関まで這っていったのです。
その時は、彼女が来たのかわからないくらい、高熱でもうろうとしていました。
お陰で、三途の川を渡らずに済んだというわけです。
この話し、もう何十回したでしょうか。あの時代に戻りたいです。
その彼女が、いつになく気弱です。
シングルでわたしより身軽、きっと貯蓄もきちんとしているのでしょう。
人生で誰もが立ち止まる、還暦、退職、節目のこの時。
まだまだ思い切れば、何でもできそうです。でも、その勇気があるかどうか。
やりたいことにトライする、最後のチャンスなのかもしれないです。