休みのせいで、体内時計の時差が治りません。空きっ腹をかかえて、やっと帰宅しました。
昨日洗面所から出てくるとき、思い切りドアに頭を打ちつけてしまいました。
原因は、目の前にある光景です。
ストーブをつけていたにもかかわらず、夫がドアを開けっ放しでした。それに気を取られてしたのです。
この、
「ドアや窓が開いているのに、ストーブまたはエアコンをつけっぱなし」
というのは、夫の十八番。よくここでも書いています。
わかってはいるけど、忘れ物が多く、こういった行為(何度も注意しているのに行動が改まらない)のは、おそらく発達障がいだから。
慣れているはずなのですが、だからって何も感じないわけではありません。
昨日のように心身疲れていると、怒りではなく絶望感に近い物を感じてしまいます。
わたしがいくら節約に精を出しても、工夫をして出費を抑えても、パートナーがこれではカバーしきれません。
イタタタタイッター、と洗面所の鏡でおでこを確かめていると、リビングから、夫がチャリンチャリンと小銭を数えている音が聞こえてきます。
哀れな音です。いつもああして、小銭を数えているのです。
だからこそ、老後に小銭を数える生活はしないよう、炊き出しの列に並ぶことのないよう、今お金貯めているのです。
なるべく節約し、無駄な出費は避け、栄養価が高くて安く済む食事を心がけ、できるだけ病院のお世話にならないように。
でもそれも、せーんぶ無駄に終わるのかもしれません。
休まず仕事に行くことは、完璧にできる夫。
でもそれは、おそらく自閉症からくる習慣病だと思っています。同じ行動をすることにこだわるからです。
そのため、完全に身体を壊すまでは、タバコも酒も辞められないでしょう。そういう病気だからです。
なんだか時々とてもやりきれません。