うちの会社、物価高になかなか給料を上げなかったため、次々と人が辞めていく現状を前に書きました。
優秀な人材から辞めていくので、嘆いていたのはうちの上司。
昨年末、我が部署からも、若い男性が転職して辞めていきました。
この人は気さくな20代で、下の子とどっこいの年齢だったため、どうしてこういう経緯になったのかこっそりと聞いてみました。
すると、
「自分が大学の時に研究している分野で、興味深い仕事が見つかった」
「面接に行ったら、その企業は奨学金を肩代わりしてくれる制度があった」
「これはもう転職するしかないと思って…」
最後に小さな声ですまなそうに、
「短い間でしたがお世話になりました」
彼が在職していたのは、1年足らず。前の職場でも優秀のようでした。
入ってきたときは、なんでまたうちなんかにと皆話したものでした。
前の職場はコロナで倒産してしまったとのことでした
これを聞いた上司は、
「そっかー…無理ないよね、そういうところ最近増えてるらしいよね」
「まぁ、〇〇君のためにはそっちの方がいいよね」
「…あー、1年無駄になったなぁ」
と最後は愚痴でしたが。
わたしもニュースなどで見て知ってはいたのですが、まだまだ大手だけだと思っていたのです。
そして、新聞の折り込みチラシに入っていたこちらは、某〇〇で有名な警備会社です。
正直、こんな会社まで、と驚きました。
調べてみると、年50~70社のペースで増えているようです。
↓2023/11/9 日本経済新聞
確かにこういった制度があれば、優秀な人材を確保しやすいでしょう。それにこの物価高で、奨学金を借りる人は増々増えるでしょう。
しかしうちの子供たちが就活した時代に、こういう制度が欲しかったなぁ。。