長年メールをやり取りしていた取引先の人から、
「(わたし)さんをずっと男性だと思ってました」
と言われたことがあって、内心ちょっとショックでした。
確かにフルネームは名乗っていませんでしたが…。なぜそう思ったのか、聞いておけば良かったです。
先日、中途入社してこられた方の挨拶メールが回ってきました。
ガンガン辞めてガンガン中途で入ってくる会社です
ところがこの人、氏名で男女の判断がつかないのです。
さすがにここには書けませんが、「音」という字が入っています。
キラキラネームというほどではありませんが、キラッとしていることは確かです。
漢字は平易なのですが、どう読んでいいのかわからないのです。
結局人に聞いて男性だと分かりました
まぁ、このご時世ですから、そこまで男女を追及するのも野暮というものです。どちらでもない人だっているようです。
でも私が気になるのは、そういうことではないのです。
名前なんて、一番最初の自己紹介みたいなものです。
音としてどう発音してよいのかわからない漢字は、その役割を果たしてないように思います。
↓今日(2025/2/18)の朝日新聞
なるほど、ね。
何でこんな名前をつけたのか。親の希望かエゴか。人に「おぉ~」と思って欲しかったのか。
名前は自分でつけるものではないので、ご本人にアーダコーダというのも筋違いです。
本人が納得してない場合、余計に可哀そうです。
名前はヘッドライトみたいなものです。
ヘッドライトは、自分から見えるように点灯するだけではありません。
対向車から、早く見つけてもらうためにも点灯します。
その視点が欠けていると、相手のことを考えない、自己流の珍妙なお名前が発生してしまうのだと思います。
親の顔が見たい、と言われないようにしたいものです。