今日の関東は、朝からザブザブとけっこうな雨でした。
とはいえ、週に1度の買い物に行かねばなりません。
いつもスーパーの前に、先に地元でお馴染みのディスカウントストアに立ち寄ります。
値段の安い物は、こちらで購入するからです。
最近、値引きシールの貼ってある商品の置き場は、午前中ですでに空っぽです。
それを目当てに来る人がいるからです。特にお年寄りが多い店です。
今日はこの大雨のせいか、客が少ない。。ということは、見切り品がまだあるということ。
もちろんそれを見越して、朝も早よから10時に来店したわけです。
幸いなことに、シールの貼った練り物をいくつかゲットできました。今日はおでんに決まりです。
おでんは、意外に高くつくものです。練り物が高いのです。
練り物が少ないと出汁が出ないものです。美味しさも薄まります。
竹輪が5本から4本に減ったのは、いつ頃だったでしょうか。
今回はその手の竹輪がなかったので、いつもよりちょっとお高い竹輪を買いました(仕方なく)。
先ほど夕飯で食べたのですが、さすがに味や噛み応えが違いました。
プリッとしてムキュッとして。練り物ってこんなに旨かったんだなぁ、と感じました。
食べ物はやはり、値段相応のお味がするものです。
近頃はこんな数百円の竹輪を買うにも躊躇してしまって、なんだか情けなくて涙が出そうになります。
でもうちの子供たちは、この安い竹輪の入ったおでんを食べさせられて育ったのです。
でもそれは学費優先の家計だったから、子供たちもわかっていただろうし、わたしも後悔していません。
自分で稼ぐようになった子供たちは、あの頃と違って多少裕福な生活をするようになりましたが、どこかで恥をかいてないといいなと時々思います。
竹輪一つにしても、育った背景が透けて見えるというものです。