自分ではそんなことない、全然大丈夫、と思っても、老化は静かに忍び寄ってきているようです。
まさか自分がこんなことを、と思われるシーンが増えつつあります。
昨日、ガソリンスタンドに寄ったときのこと。
先週末に3円値上がりしました(涙)
ガソリンを入れていると、店員さんが寄ってきて、
「タイヤの空気が減ってるようですよ。足しておきましょうか」
と声をかけてきました。よくある光景です。
ああすいません、お願いします、と、引き続き給油していると、
「タイヤに傷がついています、もしかするとそこから空気が漏れているのかも」
と言うのです。
実は心当たりがあったので、
「えっ、ホントに?」
と、店員さんの示す箇所を見ていると、今度は
「…カードが落ちてますよ」
と言います。
目を上げると、支払いに使ったクレジットカードが落ちている!いつの間に!
とどめの一発は、
「給油口が開きっぱなしです…」
次から次へと指摘され、情けない思いでいっぱいになりました。
何かをしようとする瞬間、予期せぬことをあれもこれもと言われると、動揺してしまうものです。
というのは、言い訳。以前のわたしなら、別に何でもないことでした。
店員に声をかけられるのもよくあること。気がつかずにタイヤがパンクしているのもよくあること。
でも、カードの落し物はマズいです。不正利用される以前の問題です。
そもそもわたしは、これまで落とし物などしたためしがなく、自分で気をつけようという心構えが足りないのだと反省しました。
しかし以前にも書いたのですが、だいたい支払いに使うものが多いのですよ。
まずクレカ、その後で楽天のポイントカードを読み込み、最後にガソリンスタンドのアプリのクーポンを読み込み。
この先、どこまでこういうものに対処できるのか。20年後が非常に心配です。
長生き老人は色々と搾取されそうで怖いです。