ぉお寒い。寒いというより冷えた1日でした。
職場は規模の小さな会社ですが、それでも全国展開をしており、この季節になると異動や退職で人が動きます。
それが、上の人であればあるほど、「送別会」や「歓迎会」または「寸志を贈呈」という習慣を踏むのですが、今年はなんともヒンヤリとしたものでした。
これが部長課長クラスの人なら、部下たちは無視できず、どこかのお店を予約して出欠を取って手配して…も仕事の一部。
しかし「ただの平社員の退職」となれば、最近はずいぶんと空気が変わりました。
大きな会社ではこういうことはないのでしょうが、一言で表すと「白目(シロメ)」。
3月の年度末の忙しい中、気がついたら何人かの社員がひっそりと去って行きました。
他の部署の方でしたので、全然気がつきませんでした。
今年に入ってから、退職の知らせは回って来ていたし、仕事担当変更のメールもありました。
本人から挨拶のメールもありました。
その中で誰かが、
「新天地でのご活躍をお祈りしています!」
と書き込みしていれば、
(ああ、転職していくのか)
と他の人も知ることになります。
だからというわけではないと思うのですが、その方の送別会はありませんでした。
あったら、職場の全員に連絡が回ったと思うのです。少なくともこれまではそうでした。
仲良しさん数人でひっそりとやったのかもしれません。
「退職者へお礼のプレゼント」もなかったようです。毎回任意ですが、お世話になったお礼として、こちらも慣例でした。
コロナ以降確かに、こういう社内行事はなくなりつつあります。
可哀そうとか、めんどくさいからなくなって良かった、とかは思わないのですが…。
裏に、転職者への嫉妬が見え隠れしているような気がしてなりません。
そんな雰囲気を感じました。。