1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

実家の母、体は頑丈、頭は認知(最悪)

毎日1万以上、2時間近く歩く、健脚な母。

認知症の気配があるにもかかわらず、ウォーキングを欠かしません。

時々書いていますが、わたしは母と相性が合わず、いつも実家から出ることを考えていた独身時代でした。

大学もわざわざ遠方へ、結婚も早まって決めてしまいました(これは自分が悪いんだけど)

親との悩みについて、人に相談したこともあります。

ダメでした。全然共感を得られませんでした。

「お母さんだって、あなたのことが心配だからそう言ってるのよ」

←これホント最悪ですね父親もこれしか言いませんでした。

そんな悩みを抱えてコンビニ工場でパートをしていた頃、当時60歳くらいの女性が1人だけ、理解してくれました。

「親子と言っても、ただの他人」

「血が繋がっていれば、何でもわかるわけじゃない」

そんな風に言ってくれた人は初めてでしたので、思わず涙がこぼれました。

この方は、自分の子供さんに悩んでいらっしゃいました。

「娘は駄目な男に引っかかってしまった」

「いずれ金がなくなって泣きついてくるのは目に見えている」

「自分の離婚で子供に苦労をかけたのに、子供も同じ道を選んでしまった」

そんな風に言ってたのを覚えています。

母は、わたしが自分の思い通りにならないと、ストーカーのように待ち伏せしていたり、無断で家に上がり込んでいたり。

わたしがいかに間違っているかをののしったり、留守録にも延々と吹き込んだり。

長い長い手紙もよく来ました。自分で持って来て、自分でポストに入れて帰るのです。

ほんのちょっと前までこうでした。コロナは全然関係ありませんでした。

母親に悩み、夫の発達障がいに悩み、家計に悩んでいたあの時代。

あの頃に比べたら、今はまだマシだよね。あの母が認知症なんて笑っちゃうよね。

最近のわたしはそんな気がしています。何かを卒業できたのかもしれないです。