1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

わかってる、子供の金で遊ぶのは辛いものだから

自分でもわかってるんです。普通は逆だよねって。

自分が結婚したころ、親と共に外出するとなれば、全部親もち。

交通費も外食代も、自分の財布を開けることはありませんでした。

だからすでに独立したとはいえ、こうやって子供に払ってもらうのは、当然気が引けます。

わたしが恐縮するのを見て、

「ディズニーはわたしの趣味だから!」

「今月は母の日だから!」

と子供たちは言ってくれるのですが、その実態は皆わかりきっています。

奨学金なしで2人分の学費をやりくりしたから、まともに貯金ができなかったという実情を。

今必死で、老後のための貯金を作っているということを。それもあと、数年の時間しかないということを。

まともな親です!みたいな顔をしてるけど、父親はずっと非正規雇用。

退職金どころか賞与もなくて、収入は知れたものでした。

やっと2人の子供を独立させた今、息も絶え絶えな実家だということを、子供たちはよくわかっています。

上の子は就職してから、積極的に応援してくれるようになりました。下の子も、それにならっているのだと思います。

もちろん私は肩身が狭いです。それが普通の親の感覚です。

でももうわたしには時間がありません。

わたしがここにきて唯一できる子供孝行は、老後の経済的な支援を子供に求めないこと。子供の生活を壊さないこと。迷惑をかけないこと。

樹木希林さんが亡くなった時、わずか半年後に夫の内田裕也も死去したのは有名な話しです。

「迷惑はかけない、わたしが連れて行くから」と言ったとか言わなかったとか。何かで見ました。

わたしが夫より先に逝くことはないと思いますが、もしそうなったらわたしも希林さんを見習うつもりです。

だからこの先、夫と別居はしても、籍は抜かないです。

でないと子供たちにすべて皺寄せが行ってしまいますから。

↓2800円(笑)