本日も仕事から帰ってきました。
自分は結局何をしたいのだろうと、考えてしまう日々です。
傍から見れば、わたしはもう立派な初老。
ついこの前まで、世間は60才定年が普通だったのです。
わたしはいつまで頑張るつもりなんでしょうか。
先週は怒りではなく、
「ここまでコケにされては武士の名折れ。黙って見過ごすことなどできぬ!」
という気持ちでした。
我に返ると、自己分析がまったくできていない自分にかなりドン引きです。
肩書に60才とあれば、この人もうすぐ引退ねという目で見られるのは当然です。
もちろん世間には、70だって80才になったって、現役バリバリ稼ぎもガッポリ元気はつらつの方は多くいます。
でも今の職場では、この年でバリバリしたくても環境が許しません。
結局自分は、集団の中に囲われて、安心したかっただけかもしれません。
皆で群れて、なんか仲間の中にいるような感覚で、わたしも普通の人生を送ってきたまともな人間ですよ、という顔をしたかっただけなのかもしれません。
こんなゴミ溜めみたいな職場に、自分の居場所を見つけた気になっていたのかもしれません。
仕事という正当な理由を挙げて、現実逃避してきた面も否めません。
これからの将来のことを、もっと考えなくてはならない時期に来ています。
最近の情勢は早く動き過ぎて、3年くらいで状況は変化してしまいます。
それを考えるのが辛すぎて、仕事という名目のもと放棄しています。
もちろん職場に対しては、納得いかない、腹立たしい、不公平感、等々不平や不満は山盛りです。ずっとそうです。
でも1人で戦いを挑んでも、しょせんいずれはここを去るのです。
エネルギーをこんなことに使わず、その先を見なければ。
最近、静かなる退職、という言葉があります。
わたしもその波に静かに乗ろうと思います。