1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

今時の嫁入り道具、子供に喜ばれたもの

嫁入り道具など持たせる方も、まだまだおられるのでしょうか。

上の子は娘なのですが、結婚の際は(コロナ禍でした)、ちょっと友達の家に泊まりに行くくらいの荷物で家を出ていきました。

正直なところ、生まれてこの方ずっと同じ屋根の下で暮らしてきて、最後はこんなにあっけなく別れてしまうとは、思いがけないことでした。

半年くらいは、悲しかったり寂しかったりしたものです。

その当時を思うと、今回の息子バージョンはどうも様子が違います(笑)。

学校を卒業して就職して、これでやっと子供の手が離れたと思ったのに、次から次へと心配事が湧いてきて。

何を食べてるんだか太ったり痩せたり、ストレスも相応にあるようだし、家に来れば靴下に穴は開いてるし、果ては転職するのどうのって。

でも、これらの心配事からは、親として手を引く時期が来たようです。

もちろん男だから、結婚にあたって何かを買ってあげることもありません。

娘にも嫁入り道具らしきものは何一つ買わなかったのですが、一つだけ喜ばれたものがありました。

それは、わたしの着物。

上の子が生まれてお宮参りの時だけ着て、その後1度も袖を通すことなく、箪笥にしまっておいた付け下げ(だと思う)です。

子供の成人式はレンタルでしたし、わたしにしても他の着物など持っていません。

実はこの着物は、親から買ってもらったわたしの嫁入り道具です。

背の高い上の子に合わせてどうにかお直しができたので、彼女に譲ったのですが、意外に喜ばれています。

お友達の結婚式やちょっとしたホテルのお出かけに大活躍のようですし、下手なドレスを新調するくらいなら、着物の方が使い勝手が良いようです。

着つけはどうしてるのかと聞いたところ、家まで来てもらう出張着付けサービスがあるんですね。頭から一式やってくれるようです。

こんなに喜ばれるんだったら、着物の1枚くらい買ってあげればよかったな…。

と、今頃になって思います。