いやしかし、蒸し暑いです。田んぼから湯気が上がっているかのよう。
日も照っていないし、セミもまだ鳴かないけど、来週からもう7月です。夏の長さを思うと、ぐったりです。
最近何かと、ニュースや新聞で見かける、LGBT。
今日の朝日新聞の記事に、知った顔のYouTuberが載っていました。あれって思ったけど、そうか、この人は元女子、っていう売りだったなぁと再認識。
昭和生まれのオバサンには、ちゃんとしたなかなか理解が追いつかないのですが…。
ちゃんと理解しないと駄目!理解できない方が悪い!今時の年寄りはこれだから!それって偏見だよ!良くないよ!というのを、なんか感じませんか。
そういうちょっとした圧を感じているのは、わたしだけでしょうか。
想像できなくもないけど、よくわからない…というのが、正直なところです。そりゃ、普通に興味があるという人とはまた違い、当人の責任ではないわけで。
他の迷惑にならなければいいでしょう、とは思いますが、色々問題もあるようですね。
実際トイレなどで、事件になったりもあったようです。
家族一族の中に、そういう人が現れることもあります。我が子が、もしそうだったら…とも思います。親として、幸せを願うのは、誰も同じ。その幸せの形を、理解しないといけない、というのはわかります。
映画にもなりましたが、内田英治作「ミッドナイトスワン」を先日読みました。
これ、先に映画で見たのですが、頭で理解しにくい物を、視覚的に見せてくれたおかげで、LGBTの悲しみが伝わってきたような気がしました(Netflixで見ました)。とても悲しい、悲しい物語でした…。それで、小説も読んでみたわけです。
わたしのように、もうトシがいってしまって、既成概念がなかなか修正できない人は、映画の方をお勧めします。主役のツヨポンが、なかなかな演技でした。
(そのあと本人を洗剤かなんかのCMで見かけて若干がっかりしましたがw)
ネタバレになるので書きませんが、最後、視覚的に衝撃なんです。哀れそのものです。悲しすぎました。涙がボロボロ落ちました。
デモや裁判のニュースが先行して、本質の問題がよく理解できないでいたのが、少しはわかったような感じになれました。
でも、「リトル・マーメイド」のアリエルが、男のキモボイスで、「あたし、アリエル♡」って言っても、可愛いとは思えないだろうなぁ。
100年後の人は、それも普通のことになっているのでしょうか…。