昨晩は、土砂降りの大雨が来ました。停電して、エアコンが止まったらどうしようかと思いました。
降った後は少し気温が下がりましたが、これから梅雨末期の大雨が厄介です。
アリエルといえば、実写「リトル・マーメイド」のアリエルが白人でないことが話題になっていましたね。
わたしは、違和感はなかったですけどね。あの、アリエルのキャストさん、ちょっと目と目が離れ気味で可愛いです(笑)。
昨年子供とディズニーに行った折り、幼い女の子がドレスを着てコスプレ?しているのを、けっこうな人数見かけました。
女の子って、ああいうドレス、憧れますよね。親御さんが買ってあげるんでしょうか。それとも、子供の方からおねだりするんでしょうか(それが男の子だったらやはり問題になるのでしょうか)。
ディズニーは、子供って好きですよね。白雪姫やシンデレラの絵本は、誰だって1度は読みます。
しかし、うちの親は、子供のわたしにこう言ったのです。
あのドレスを着たお姫様は、日本人じゃないんだ。
アレは外国人で、外国のお姫様なんだ。
日本のお姫様は、雛人形のような着物を着ているのだと。ある意味正論ではありますが、子供の夢を丸潰しにするようなことを、言いました。
わたしはビックリしてしまって、小学校で友達に話しました。そうしたら、友達は皆、は?ってなりました。何言ってんの?ってなりました。
うちの親は、サンタクロースも真っ向から否定しました。
あれは、外国の文化、外国の風習で、日本はそれを真似っこしているだけ。キリストは外国人。日本人は、元旦に神社の神様に挨拶をして、お年玉を親からもらうのが日本のやり方だと言われました。
プレゼントやケーキは人並みにもらいましたが、どういうわけか、必ずこの文言とセットでした。
わたしの親は、悪気があってそう言ったのではないとは思うのです。
父親は公務員で、学費も出してもらったし、1人暮らしの費用も出してくれました。裕福な家庭でこそありませんでしたが、金銭面での不自由はなかったと思います。
ただ、母親の干渉は昔からひどいものでした。
実家にいるころも、結婚してからも続きました。だから、わたしが自分の結婚はミスだったと気づいても、実家を頼ろうとは思いませんでした。
それまでも、
「だから田舎の長男とは結婚するなと、あれほど言ったのに」
「あなたのためだから、わたしが憎まれ役をかってでてるのよ」
「親の言うことを素直に聞かないと、損をするのは自分」などと、ことあるごとに言いました。
母親とわたしがどんなにこじれても、父親は「お前のためだと思って、お母さんは言ってるんだよ」と言って、理解しようとはしませんでした。
この、お姫様はいないなどという、子供の夢を壊すような発言は、ドリームキラーと言って毒親の典型なのだそうです。
ネットで色々調べることが出来るような時代になって、知りました。
結婚して、親からやっと逃れられたと思っていたら、この夫です。自分で選択したのだから、誰にも文句は言えません。
そんなこんなで、山あり谷ありでようやくここまで、たどり着きました。
今はとりたてて不幸でもありませんが、幸せとも言い難いです。なんだかなぁと思うけど、まぁ、こういう人生です…。