平日は、職場と家を渡し船(車)で行ったり来たりする日々です。道中、チューリップが咲いていようと、車の税金が未払いだろうと、車から降りることはありません。一度でも途中下車をしてしまったら、もう家に帰りついて夕飯の支度をするそのエネルギーが、無駄に消費されてしまうからです。
ですが、土日ともなれば、近くのドラッグストアまで徒歩で買い物に行ったりもします。ドラッグストア、今はとても便利です。遅い時間帯まで開いているし、食料品もある程度そろいます。わたしがいつも行くところは、豆腐と卵、納豆、もやしが、スーパーより20円くらいもお安いのです。もはや、もやしを買いに行っていると言っても、過言ではありません。
なので、これらを買うときは、必ずこのドラッグストアまで行きます。車を出すほどの距離でもないので、いつも徒歩なんですが、途中小さい横断歩道を渡るのです。
信号が青になって、いざ渡ろうとすると、向こうからスピードを上げたままこちらに走ってくる車が目に入りました。
このスピード、一体全体、止まる気があるんでしょうか?まさか、このまま突入しないよね?え?と、歩道を渡るのを一瞬躊躇しました。
正解でした。この車(プリウスでした)、思いっきり信号無視して、横断歩道をぶったぎりました。マジ冷汗が出ました。
こんな田舎道、1回や2回くらい信号無視しても、人に当たらないかもしれません。現にこの時は、わたし1人でした。しかし、びっくりしました。こんなところで車にはねられて、目撃者もいないまま放置とか絶対に嫌です。次の車にも、ひかれてひかれて、最後はミンチになってしまうに違いありません。写メに撮られて、Twitterでさらされるかもしれません。そんな心配からも、絶対成仏できません。
ましてや、死に損なって、半身不随とか寝たきりとかになって、加害者の老人に責任能力や支払い能力が無いなんていったら、もう救われないじゃないですか。人生半ばまで来たというものの、最後そんな終わり方じゃ残念過ぎます。無念です。
これは、小さいお子さんだけでなく、我々のような大人も疑ってかかったほうがいいですね。車は、青信号で必ず停まるとは限りません。車体の前には、ブレーキランプはついていません。その車に停車する意思が確実にあるどうかは、最後までわかりません。
ましてや、こちら身体にもドライブレコーダーがついているわけではないのです。
車側にもついていなければ、相手の運転手に、信号は青だったなどと言われかねません。現に、そういう事故が多発していて、しょっちゅうニュースになっているではありませんか。
先だってのGWに、職場の人が、事故に遭いました。センターラインをまたがって走行してきた車が、ぶつかってきたらしいのです。相手側の主張は、そんな運転はしていないということです。双方ともドライブレコーダーはついていませんでした。今、過失割合で揉めています。お気の毒です。
やはり、年寄りが増えた今、信号すらも当てにしてはいけないです。自分で防御策を講じなくては。ドライブレコーダー、令和時代の必需品だと思います。
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