今日は、カラッと揚がった唐揚げのような1日でした。
日差しは強いけど、風は冷たくて、いい感じです。昨日の大雨がウソのよう。
そういえば昨日、歯医者や他の用事をたしての帰り道のことです。
まだ雨は上がりきってないけど、高校生の帰宅する自転車が通っていきます。
この田舎では、自転車で10㎞以上も漕いで、通学するのは普通です。
昨日のような大雨のたびに、親御さんに送り迎えしてもらえる子供ばかりでは、ありません。
家を出る時には、親も出勤済みという人も多いはず。なので、台風クラスの暴風雨でも、レインコートを着て、自転車を懸命に漕ぐ高校生は、かなり見かけます。
だって、他に公共の交通機関がないことも、多いのです。
ボーと信号待ちをしていたとき。髪の長いJKが、自転車で停まりました。
びっしょり濡れています。髪の毛の様子が、それを物語っています。
昨日はかなり寒かったのですが、上着を着ていません。濡れたので、脱いでしまったのでしょうか。
他人事ながら、驚くやら心配になるやら、です。もう家に帰るだけだから、と、学校から漕ぎだしてしまったのでしょうか。親が迎えに来れなくなったのでしょうか。
うちの子供たちも、そうでした。明日まで制服が乾かないんじゃないの!?と思うくらい、濡れて帰ってきたことも多かったです。
上着を脱いで、上はブラウスだけ。そして、かなり濡れている…。
というわけで、上半身はかなりエッツな状況になってしまっています。
下着の影が丸見えです。わたしが気づいたのですから、他車のおじさん達が、気づかないわけがありません。
これはちょっとやばいなぁ。丸見えだよ…。
でも、「車で送りますよ、乗りませんか」なんて言われても、それがオバサンであっても、普通の常識ある高校生なら、絶対に乗らないよなぁ。
青になるや否や、自転車は猛スピードで、歩道を横切って行きました。多分、信号待ちの人たちは、全員見ていたでしょう。変な車に、後をつけられないといいんだけど…。
子供が免許を取るまで、この辺りでは、送迎は親の必須項目です。
わたしも、台風の日などは、必死で送っていきました。
何しろ、学校と職場は真反対なのです。そして、送迎するのは、うちだけではありません。学校周囲の道路は、大混雑するのです。もう、どこのお嬢様学校だよ、って感じなのです。
(運転手は親ももちろんジジババの軽トラックなども多いです)
別に学校から指示があったわけでも、PTAから通達があったわけでもないのに、自然と一方通行的な流れが出来上がっていました。
学校に近づくにつれ、こちらから進入して、ここで子供をおろし、あちらから出て行く。謎の暗黙の了解があったものです。あれは、今でも引き継がれているのでしょうか。もう遠い昔話となりました…。