やっと週末です。土日休みというだけでも、ありがたいことです。そうじゃない日々も過ごしてきましたから、贅沢は言いません。今現在は、育児も終わり介護もなく、つかの間の平和な時間なのでしょうか。同僚や知人には、介護の真っ只中の人もいます。
夫は毎晩酒を飲みます。365日1日足りと欠かしません。休みの日は、昼間と晩と2回です。たばこも毎日ですし、すでに血圧も高いです。
肥満のほうもなかなかです。夜にカロリーの高いカップラーメンなど食べるのですから、当然です。何度言っても、結局自分のやりたい方向へ持って行ってしまうので、いずれ身体を壊すことは必須だと思われます。
わたしには、まだ介護経験がありません。
夫の両親は、すでに亡くなりましたが、遠方に住んでいる夫兄弟やその配偶者に、一切の介護などの負担はかけませんでした。
義母の体調が悪くなったのは、わたしたちが結婚してまだ何年も経っていませんでした。入院中は、義父が世話をしていました。わたしはあいにく妊娠中で、見舞いすら断られ、1度も行くことはありませんでした。義母が退院してきた時に、1度帰省しましたが、次の帰省を待つことなく亡くなりました。まだ60代半ばでした。
義父は、その後1人暮らしを20年続けました。途中、脳梗塞を起こして1度だけ倒れたこともありましたが、やはり田舎は親戚つきあいが濃厚ですね。夫やわたしが行くまでもなく、入院、手術、退院まで一通りの行程を終えました。わたしたち夫婦が駆けつけたのは、その後です。
最後はもう90代に入っていました。そろそろ生活が厳しいので、冬の間だけでも施設に入ったほうが良いのではと周囲に勧められました。その手続きの健康診断で癌が見つかり、それから1か月もせずに亡くなりました。施設に入る話しが出てから、2か月と経っていませんでした。
義父母2人とも、夫兄弟や、その配偶者の手を借りることはほとんど(全くと言っていいと思います。葬式を出した以外のことはやっていないので)ありませんでした。なかなか見事な最後でした。
わたしの両親は、今だ健在です。
入院や手術もありましたが、特に介護を受けたり通ったりもしていません。実父は何年も前に、胃がんで全摘しましたが、こんなにも長生きできるんですね。15年以上になると思います。
2人とも、まだ実家で生活しています。いずれどうかなるのだろうと、わたしはびくびくしていますが、心の準備も何も出来ていません。しかし、両親は葬儀から墓まで、すべて準備万端のようです。
夫が倒れる前に離婚して、実家に帰る。その選択はまったくありえません。実は、母とわたしは、深い確執があって、わたしにとって実家はほぼ魔境のような存在なのです。ほとんど帰ることはありません。今更介護しろと言われても、無理ではないかと思います。そういう事態になったら、兄弟と相談の上、乗り切ろうと考えています。
こっちを見ても、そっちを見ても、八方ふさがりの状態なのです。これも、自分が蒔いた種なんですかね・・。