仕事をしていて、飽きっぽい同僚がいます。
まだ、進み具合が半分までも行ってないのに、飽きてしまうようで、すぐ座席を立ってフラフラし始めます。
話し相手になってくれる人を、探す目つきですw。周囲もそれがわかっているので、(キャー、こっちに来ないで!忙しいんだから!)と、心の中で叫びます。わたしも同様に、自分の仕事に専念している雰囲気をめいっぱい醸し出します。
この方、何をしていてもこうなんです。や、別に仕事が遅れずに、他の人に迷惑かけなければ、いいと思います。だけど、そうじゃないんです。
「これ、予定より納期が早まったので、なるべく早めにお願いしますね」と、告げた矢先、「オッケー!明日やるね!」とソッコーで返事されました。
いえいえ~(涙)。その明日に、もっと急ぎの案件が入ったら、どうするんですよ~。まだ、終業のチャイムが鳴るまで20分くらいあるんだから、せめて目を通すくらいやろうや~(涙)。
こういう人って、やっぱり小さいころから飽きっぽいんでしょうか。
小学校の頃って、かならずドリルをやらされますよね。漢字ドリルだったり、計算ドリルだったり。毎日、決まった分だけ、宿題などで出されます。辛抱強く、取り組まなければなりません。
わたしのイメージでは、女の子はわりとドリルが好き、男の子は嫌い、という感じです。自分自身はというと、何も考えなくても勉強したような気分になるので、好きでした。さっぱり、賢くはならないんですが。
自分のこどもや、周囲を見てみても、やっぱりそんな感じです。上の子(女)はドリル大好き人間でしたが、下の子(男)に夏休みの宿題のドリルをやらせるのは、至難の業でした。本当に嫌だったみたいで、それでもやらねばならないとわかっているので、机の前でのたうち回りながらやっていました。
あるとき、部屋をのぞいてびっくり。アリンコの行列のような漢字が、ノートにお経のようにつづられて、ドリル帳からはみ出し、机の上にも書き連ね、床にまで書かれていたのです。ほとんど、耳なし芳一のあれです。
すぐ、書いた文字を消す掃除をさせたのですが、「それでも、やりたくないんだよぉおおお~(泣)」とずっと言っていました。今、振り返ると笑っちゃいます。ドリルに限らず、あんまりノートも書かないような子でしたが、成績は良かったです。ただ、辛抱が足りないんじゃないかと、それが心配でした。じっと、机の前に座っていられないような子供だったらどうしよう、と心配でした。まぁ、中学校に上がるころには、杞憂で終わったのですが。
職場の同僚は、もちろん女性ですが、子供のころドリルって好きだった?と、何気なく聞いてみました。大好きだったよ!と、気持ちの良いお返事をいただきました。ウエー、マジか・・。身も蓋もねぇ・・。