1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

心が不安定なので、今日は読書します・・

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先週、金曜ロードショウでやっていた「そして、バトンは渡された」。もうだいぶ前に本を読みましたが、今回初めて映画を見ました。なかなかよく映像化されていて、良かったです。

読書って、一種現実逃避の面もあります。ただ、なぜだか好きで、読んでいると落ち着くのです。心を平常心に戻せるのです。

下記の本は、もうどのくらい繰り返し読んだかわかりません。平易な文章で書かれているし、頭も目も疲れなしです。

特に、自分の存在意義を見失った時に読む本です。心がすーーと落ち着きます。

そういう時の、わたしの愛読書3選です。

①パールバック「大地」

名作ですよね。3部作、4巻あります。作者は、アメリカ人の女性ですが、本の舞台、時代背景は、辛亥革命前後の中国です。

嫁ももらえない貧しい農夫が、町で一番のお屋敷の下女をタダでもらい受けます。貧乏で教育のない夫と、お屋敷に買われてずっと下働きしてきた妻が、2人で力を合わせ、何もないところからスタートします。大飢饉、戦争、幾多の困難を超え、財産をなすのですが、今度は大金持ちになったゆえの試練が訪れます。長編小説ですが、引き込まれて読んでしまいます。

結婚するとき、義父母と初めての顔合わせの際、愛読書を聞かれたのでこの本を答えました。義母もこの本の愛読者でしたので、大変話しが弾んだことを思い出します。

②パールバック「母の肖像」

作者パールバックのお母さんの話しです。宣教師の夫に付き従い、布教のため、中国にわたり、そこで一生を終わった人です。当時の不衛生な中国で、産んだ子を次々と失います。育った子供も教育のために、アメリカへと返します。自分がアメリカに帰省出来るのは、10年に1度のみ。そうして、最後も中国で迎えます。布教に熱心な夫は、子が亡くなろうと、妻が病に伏せようと、顧みません。最後の瞬間も、彼女は夫に近寄らないでくれと拒否するのです。

この辺は、身につまされます。わたしの最後も、多分こんなふうに終わるのだろうな。。

③ローラ・インガルス・ワイルダー「大きな森の小さな家」シリーズ

これも名作です。この本は、小学生のころ、家にありました。全部で8巻あります。子供の頃は、なんとなく面白いな~と読んだだけでしたが、結婚してからは、やはりこれも身につまされて読みました。

どの本もそうですが、今、子育てが終わって読むと、また別の側面が見えるように思います。最初読んだときは、まだ子供の身分で。次は、母親の立場から。そして今は、虐げられた女の立ち位置として。愛情という言葉で、無償のボランティアをさせられた、男女の差別を感じますね。

もし、メンタルが弱った時、回復の一助としてこれらの本は個人的にお勧めです。控えめに、お勧めしておきます。