日差しが強くなってきました。
年がら年じゅう、顔には日焼け止めを欠かしませんが、手はうっかりしてしまいます。車の運転をしていると、手の甲が焼けるのです(運転中は手袋をはめます)。
コロナ後、久しぶりに会った別部署の同僚と、昼食を一緒に取りました。
以前もそんなに親しくはなかった人ですが、ばったり会ってしまったはずみで、隣同士の席で食べることになったのです。
年齢は、確かわたしより5,6歳若かったはず。
お互いマスクを外して、食べ始めたところ、(あっ、やっぱり老けたな)と思いました。誰もが恐れる、ホーレイセンがくっきりはっきりです。
ちらっと盗み見て(多分彼女もこっちを見てた)、黙々と食べ始めました。
向こうも同じことを思っているんだろうな、と思っていたところ、
「(わたし)さん、全然前と変わってないねー」と言われました。
「えーそうかなあ」「〇〇さんだって、前と変わんないよー」
と、心にもないことを、つい社交辞令です(笑)。
でも、本当です。
彼女は、太ってもいないし、痩せてもいません。ヨガもやっています。前から健康には気を使っていた人です。
(ウチの部署にこういう人はいませんむしろ健康の話題などすると小馬鹿にされる始末です)
ところが、お箸を持つその手を見て、若干ギョッとなりました。
カサカサに見えます。手の甲が、年齢よりもずっとおばあさんなのです。血管が浮き立って見えます。
わたしより痩せているから?手の甲に脂肪が乗ってないのか?肌のキメも荒いのです。スポーツが好きな人だからでしょうか??
そこで突如、もう5年も前のことを思い出しました。
彼女のデスクまで行った時、デスクの上に置いてあるハンドクリームは、割と値段のする物でした。
よくドラッグストアーで見かける、オレンジ色のチューブのやつでした。何とか酸配合!みたいなやつです。高いと言っても、600円くらいだったような…。
ひるがえって、昔からわたしが買うハンドクリームの基準は、量と値段で一番得な物。
ハンドクリームは、アトリックスの安い方、またはニベア。名もなき会社のものも、普通に買います。
でも、我ながら、さほど手に年齢は現れてないのでは、と自負しています。肌のキメもそこまでまだ荒くない、と思う…。
これはですね。中学生のころ、黒板に何かを書いていたとき、横でそれを見ていた男子から、
「(わたし)の手って、すごく綺麗だな」と言われたことが、きっかけになっているのです(照)。
単純なきっかけですが、これがこの年まで影響するとは、ね。褒めるって大事ですw
手は洗ったら、すぐにハンドクリームを塗ります。これは、もう20代からの習慣です。モノは何でもよく、安い物でもなんでも、マメに塗ります。
リビング、洗面所、寝室。会社では机の中、ロッカー、鞄の中。いたるところに、ハンドクリームを置いています。
もしかしたら、これが良かったのかも、と今さらながら思うのです。あの時の男子、ありがとう。。。まだ、名前も思い出せますよ(照)。