1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

離婚しなければ良かった…なんて人はいないよ、だそう

にほんブログ村 その他生活ブログへ にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ

この言葉は、かつて友人がわたしに向けて言ったもの。

この友人も離婚しています。離婚はもう、珍しくもなんともなくなりました。

ひと昔前と違って、子供の縁談にも、さして影響もないようです。学校生活も、うちはママだけ、なんて子は今時いっぱいいるよ、とも聞きました。

離婚したら、さぞかしすっっっきりするでしょうねぇ。

でも、やっぱり決め手は、「金」じゃないでしょうか。

離婚したい!と思ったということは、連れ合いを嫌いになったということ。好き嫌いに理由もクソもありません。

嫌いになった原因として、あれこれ分析も出来ましょうが、詰まるところ行きつく先は同じ。このまま結婚生活を続けるか、きっぱり離婚してしまうか。

わたしは結局、子供の学費のために、離婚できませんでした。

どんなに頑張っても、1人で2人分の学費を稼げないとわかりましたから。

もちろん、気持ち的には辛いものがありました。もう嫌だ、嫌いだ、〇んじゃえばいいんだ、と思っている相手と、一緒に暮らすことは、絶対的に楽しくありません。

わたしの場合は、その穴埋めを子供でしのいでいました。

我慢した甲斐があって、奨学金に手を出すことなく、2人とも無事に社会へ送り出すことができました。

もっとも、上の子が社会人になってからは、ずいぶん経済的に助けられたのです。

口では「そんなにいいよ。貯金しなさいよ」と言いながら、直接的間接的に、ずいぶんと助けられてしまいました。

その上の子も家を出て行き、下の子も学業を終えたのち、遠い地で就職しました。

じゃあ、今さらながら、離婚をしてみるか?と、考えなくもなかったのです。

でも、今度は別の問題点が見えてしまいました。

自己管理の甘い夫、1人暮らしをする金も貯金も年金もない夫。将来、生活保護にでもなってしまったら、子供に迷惑がかかるのは必定です。

わたしに経済力がもっとあったなら、と、つくづく思います。

そうしたら、もっと早い時点で、離婚を真剣に考えられただろうと思います。

夫からも養育費を出してもらって、学費を賄うこともできたはずです。でも結局は、お金がなければ、離婚できなかったのです。夫に養育費など、出せるわけもありませんでした。

そして、こうなった今は今で、離婚してそれぞれ1人暮らしを始めてしまったら、ろくな貯金はできません。

こんな少ない年金で、暮らしてはいけません。

ふところが寒くなる前に、高齢者と呼ばれる前に、なるべく貯金しておかなければ、将来的に子供にすがるようになってしまいます。そんな、親として恥ずかしいことはできません。

子供の配偶者にも、必ず影響するはずです。子供の家庭を壊すようなことは、絶対にしたくありません。そういうケースをいくつも見ました。

子供たちの性格は、2人とも優しい性分です。

「ひどいお父さんだった!絶対に援助なんかするもんか!」とは、ならないと思います。なんだかんだで、お金を出すと思います。夫は、子供を可愛がっていましたから。

結局、夫の人生の後始末役を引きうけるのは、わたしのようです…。

でもこれからは、それぞれのことは、自分で。形ばかりの夫婦生活でけっこうです。今さら、何の当てにもしていません。