1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

スマホばかり見ていると馬鹿になるのはホントだと思う(偏見)

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今日は、午後から半休を取って、歯医者へ歯石取りに行ってきました。

予約はしていたけど、平日でもいつも待ち時間があります。ずっとスマホを見ているのもなんだしなぁ。wifiがある歯医者ですが…。

それで出がけに、ほこりだらけの夏目漱石を1冊、本棚から引っ張り出しました。

愛読書の1つですが、もうしばらく読んでなかったです。

中学生のころ買ったんですかね…(このお値段)。夢十夜が好きで、買った記憶があります。

今は、もっぱらPC。インターネット。本を手に取ることが、少なくなっています。

自分の興味のあることばかり接しているから、すごく面白いわけです。

自分の見たい景色、見たい動物、見たい世界。読みたい記事、知りたいこと、興味のあるもの。

誰にも文句を言われることなく、気のすむまで見ているから。

布団の上で、Twitterなど見始めようものなら、充電がなくなるまで見てしまいます。

あれは、似た者同士が集まる、偏ったコミュニティーだから、そりゃぁ面白いわけですよ。

世界中の人が注目している大ニュースかと思いきや、実は狭い狭い世界の中の、単なる内輪受けの話しだった、なんてことも多いです。

どうして、世の中で話題にならないんだろうって、つい思ってしまいがちですが、実はすんごい閉じられた中で、少数の人がわちゃわちゃやっているだけ。

そういうことに気がつかないでいると、現実が見えなくなってくるのかもしれません。

昨年までの、コロナの陰謀論。

悲しくも、これにはまってしまった知人がいます。

特に勧誘?してくるとかはなかったし、本人も、周囲には理解してもらえないことを前提にしていたので、意見されるとか、押しつけられるとかもなかったのですが、やはり違和感を覚えざるを得ませんでした。

「裏付けされたデータが存在する」とか、「海外ではもう一般的」とか。

それって、誰かが流したニュースを、信じているってだけのことでしょ。自分でデータを確証したわけではないし、海外まで実際に行って、自分の目で見たわけじゃないよね?って、つい言いたくなってしまいます。

頭が良い人なだけに、なんでこうなってしまったんだろう、と悲しくなります。

その人のことは、信頼しているし、信用もしているし、話しも合うんです。でも、その意見だけは、拝聴する気にはなりませんでした。

もちろん、自分と違う意見に耳を傾けたり、こういう考えもあるんだ、と認知することは、大事なことだと思います。そういったものを排除したり否定すれば、自分の歪んだ見方にも気がつきませんし。

でもこれは、自分の気に入ったものだけを接取し続けた結果だと思えてなりません。

やっぱり、テレビでニュースを見たり、新聞を読んだり、本を読んだり。情報を鵜呑みにするばかりではなく、自分で反芻するのは必要なことだと思います。

ネットの見過ぎ、自分もこうならないよう、せいぜい気をつけなくては。