先週の続きの今日がやってきました…(?)。
例の同僚がミスを繰り返す仕事は、手順が変更され、わたしの負担が増えました。最終チェックをわたしがした上で、完了とすること、になりました。何かあれば、最終チェックをした私の責任です。( ゚Д゚)ハァ?。ナニソレ。
今日は、同僚が当て逃げ事故に遭遇した話で、持ちきりでした。当て逃げしたのは、高齢のおじいさんです…。
その現場は、センターラインもないような道路です。途中、小さい川を渡るところがあり、クランクに近いカーブになっています。
そこを、向かいから来たおじいさんの車が、思ったより大きく回り込んできたそうです。
すれ違いざま、同僚の車の横っ腹にガンッとぶつかったので、停車したところ、
相手の車は止まらず、そのまま走り去ろうとしたらしいです。
同僚は他部署の男性で、驚いたもののすぐ、トム・クルーズばりに車をUターンさせ、追いかけました!凄いですよねー(狭い道でしかも橋の上です)。
次の信号で、その車に追いつきました。そこで、歩いて行って、窓をコンコンしたところ、
運転手は、車から降りてきません。
一部始終を後ろから目撃していた車も追いついてきて、加勢してくれたそうです。
こちらからドアを開け、降りてください、と言ったところ、
次は走って逃げようとしたのだそうです。
しかし、相手はご老人。いやいや、逃げてどうするんですか?と、その加勢してくれた人と2人で驚いたそうです。
おじいさんは、自分の方が悪かったという自覚はあったようで、
「ちょこっとぶつけただけだから、いいじゃないか」と言ったそうです。
ちょこっと、とは言っても、ガンッと音がするくらいぶつけたんだから、ドアはへこんでいます。
ちゃんと話し合いましょう、警察にあなたが逃げたことを言いますよ、と言うと、
「これで見逃してくれないか」と、今度は財布から1万円札を出してきました。
いやもう、これは話しにならない、ご家族に連絡してくれませんか、と同僚は言ったそうです。
しかし、おじいさんの家族は高齢の奥さんのみ。しかも、免許も車もなく、現地には来られないとのこと。
仕方ないので、警察が来るのを待っていると、その待つ間にも、家に戻ってもっとお金を持ってくる、面倒なのは嫌だから、と家に帰りたがるのだそうです。
同僚は、
「もうホント、勘弁してくれはこっちだよ、これで1日潰れちゃったよ」
「堂々と当て逃げする気も隠さないで、年を取ると、あんなんになっちゃうのか」
「親族に連絡をとって、何としても修理代を全額出してもらうつもり」
と嘆いていたらしいです。
別にそのおじいさん、認知症とかではないんでしょ?と他の同僚が聞いたところ、そうではないとは思うのだが、まったく話しにならないのだと。
年齢は70代後半だそうで、それならそれなりの年数を運転してきているはず。
何だか加齢現象って色々あるようです。頭がパニックになってしまうのでしょうか。冷静に判断する力が、なくなってしまうのでしょうか。
本当に怖いです。いつ、自分がそういうことをするかわかりません。車は簡単に凶器になりますからね。
周囲が「でも怪我がなくて良かった」と話す中で、当人は、これから保険屋やその親族とのやりとりの困難に、頭を抱えていました。