今日はまた実家から呼び出しをくらい、電車に乗って行ってまいりました。
車でも行けるんですが、わたしもすでに他県民となって30数年、実家周辺の渋滞に耐えられない身体になっています…。
途中、乗り換えの駅でトイレに立ち寄りました。
ふと気がつくと、
前に並んでいる女性が身体の大きな人なのです。
背も高い…。上の子が170近くある大女なので、わたしは大きい女性は見慣れているのですが、それにしても大きい人です。180近いかも。
よくよく眺めてみると、なんか肩幅も広い。絶対リュックの肩が落ちてこない、T字型のいい肩です。髪型は、長めのショート。春用の薄手のコートを着ています。
そのトイレの入り口は一つで、入ってすぐ男性女性で左右に分かれています。最近できたトイレではありません。
だから、さては間違えたな、と思いました。最初は。
でも、その人の前には、小柄な女性が並んでいます。ここが女子トイレということに、気づかないわけはありません。
どどどどうしよう。どうしたらいいんだろう。
救いを求めて後ろを見ると、若い女の子。スマホを見ているので、顔は下を向いたまま。なにも気づいていないようです。
トランスジェンダー(性同一性障害)という言葉は、もちろん知っています。裁判になっていたことも知っています。苦しんでいる人がいることも知っています。
でも、地震などの災害で、避難所で性被害に遭った女性のニュースも見ました。実際に起こった話なのです。
それを考えれば、今目の前で起きていることは、犯罪に近いことなんじゃ?
個室に連れ込まれたりする事件は、過去にもあったと思います。何なら新幹線の中でも起こっています。
今は外国人も多いのですから、余計に自分の身は自分で守らなければならない時代です。
と、憤慨の気持ちが湧きおこり、自分のトイレを速攻で済ませ(笑)、出口で見張ってしまいました。このまま個室から出て来なかったら、大変だと思いました。
結果、この大きな人はちゃんと出てきました。良かった…。
間近に見たわけじゃないから、顔立ちからは男女どちらかわかりませんでした。服装や持ち物は女性物だし、化粧もしていました。
ただの大柄な女性?わたしが大変失礼な見方をしただけ?
でも、体つきと靴の大きさから、わたしは男性だと確信しました。体つきが細くてどちらかわからない人もいますが、この人は絶対男。
何か事情があるなら、せめて多目的トイレを使ってくれればいいのにね。
申し訳ないですが、昭和生まれの女としては、気持ち悪さが消えません。いつの時代でも損をするのは女側ですから、自衛する習慣が抜けないのです。