1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

結婚という名の不平等条約

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残り少なくなった(しかしまだ30年くらいはある)わたしの人生を、最後までこの夫に持っていかれてしまうのか・・。結婚という契約は、こんなにも平等ではないものなのか。いっそ離婚してしまおうか。わたしの人生以上に大切なものなどあろうか。考えても考えても、堂々巡りです・・。

先日夫がのどを詰まらせてひっくり返った事件以来、頭の中を離婚の二文字がぐるぐる回り続けます。

いわゆる、熟年離婚というやつは、本人同士がよければすぐに成立するでしょう。まともに分割できる財産があって、お互いの老後にかかる資金があれば、なおさら問題ないでしょう。まだ、それぞれの親が生きていれば(そしてその介護があれば)、それはそれでお互いの個別の問題になります。父母、義父母の介護が原因の離婚という話しも多いと聞きます。

しかし、その問題は、10~20年後に、我が子に降りかかってくるのです。

親の介護の義務が子供にあるという背景、親の介護を放棄すると罪になる可能性があるという背景があるのです。それぞれ1人暮らしになった父母が倒れたら、経済的な支援が必要になったら・・・こどもの負担はどれだけ大きいものになるかしれません。夫婦の縁は切れても、親子の縁は切れないのです。そして、この父母の介護、義父母の介護が、今度はこどもの離婚の原因になってしまうかもしれないのです。

そりゃ先のことなんてわかりません。こどもだって、必ず結婚するとは限りません。このご時世ですからね。一生独身もおおいにあり得ます。

でも、こどもにはなるべく迷惑をかけたくない。どこの親でもそう願っているのではないでしょうか。いざとなったら子供を頼ればいい、こどもの扶養に入れさせてもらおう、そんなことをほざいている人の気持ちがわかりません。

年を取れば、病院にお世話になることも多くなります。働けなくなることにもなるでしょう。働けても、もう現役時代のように稼ぐことは難しくなるでしょう。年金も、毎年改訂されています。

一旦、病院で手術だの入院だのとなれば、入院保証人、治療の同意書、緊急連絡先、保険外適用の支払い、ざっと考えても、この程度の負担が身内にはかかります。離婚しなくても、病気や介護が必要になった時の経済的な話しは、親子でしておかなくてはなりません。もしこれが、親2人がそれぞれ別の暮らしをしていたら、もっと経済的には大変なことになります。

ああ、一体どうするのが良いのか・・やはりわたしが犠牲になるしかないのでしょうか。どなたか、良い知恵があったらお貸し下さい・・。