1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

自治会で言われていた夫の噂

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以前住んでいた場所では、町内の自治会というものがありました。もう、10年くらい前の話しです。

その自治会役員というのは、もちろん誰もやりたがらず、毎年4月になると抽選で決められていました。

当選してしまったからには、やらなければなりません。学校のPTA役員になったから、とか、家に年寄りがいるから、とか、仕事が忙しいから、とか、毎年一悶着ありましたが、ある年とうとうわたしも当選してしまいました。

やりたくない人の集団ですので、仕事を休んだりなどの自己犠牲はなるべく避けようとの指針が決まりました。その年は、たまたま人選が良かったのか、協力体制はなかなかのもので、色々な行事にはそれなりに楽しく臨むことが出来ました。

こういう行事の時、一家から1人が参加すれば良いのですが、そういう時って必ず旦那さんが出てくる家、奥さんが出てくる家、おばあちゃんおじいちゃんが出てくる家、時々は大きいお子さんが出席する家もありました。積極的に立ち回ってくれる方は、ご夫婦で参加してくれたりします。

そんなわけで、いつも同じ顔触れになるのですが、秋祭りの行事かなにかの時だったと思います。不幸があったお宅が2件出て、圧倒的に人数が足りなくなってしまったのです。

リーダー格の男性は、もっと人手がいる、明日は日曜日だから家にいる家族にも協力を呼びかけるように言います。ですが、1人出席すれば良いことになっているのだし、とわたしも含め他の方たちもそう思っていたのです。すると、1人1人にわざわざ聞いて回り始めました。うちは、どうせ夫はアレですし、こどもは部活に行きます。ということで、わたししか参加できない旨を話しました。

するとあとから、向こう側の人と話しているのが、聞こえてきたのです。

(あそこの親父は、平日の昼間からパチンコ行ってやがるよ。けっこう見かけるよ。仕事なんかしてないんじゃない?どうせ家でごろごろしてるんなら、奥さんを手伝えってなぁ)。

血の引く思いでした。まったくその通りです。

うちは車は1台しかなく、わたしが毎日通勤に使用しています。夫は、人目も外聞も気にせず、自転車に乗って街道沿いにあるパチンコ店に昼間通っていたのです。近所にばればれだったのです。

事実とは言え、そんなことを近所で言われていたのかと、顔が青ざめる思いでした。わたしはともかく、こどもの耳に入っていたのでしょうか。何度もこどもに聞こうと思いましたが、怖くて確かめられませんでした。

こどもが可哀そうでした。2人とも近所では、いわゆる「勉強のできる子」で通っていました。それなのに、自分が選べない親のために、こんな陰口をたたかれなければならないのか。本当にすまないと思いました。夫本人は、誰かに見られて恥ずかしいとか、まずいとか、微塵も考えていないのです。自分の行動で、家族が迷惑するとか、思いもつかないのです。その行動が裏付けています。ある意味、悪意のない、無邪気でさえあるその行為をわたしは恨みました。

そして、わたしの一番大事なこども達を傷つけた・・。その時の、どす黒い感情は、今も消えていません。