今日は会社の車でお使いに出され、このクソ暑い中道を間違えてしまいました。
1度行ったことがある会社なので、ちゃんと場所の確認をしないまま出たのが敗因です。
今はGoogleマップやナビが当たり前になりましたが、ほんのひと昔前はありませんでした。
そういう時代、夫が運転していて、道が間違っているとわたしが言っても、夫は車を停めることをしませんでした。
夫の考えでは、(方向さえ合っていれば、そのうち何とかなるだろう)というもの。
要するに、いったん車を停めるのが面倒なだけなのです。
自分は気分よくドライブしている、その流れを邪魔されたくなかったのだと思います。
「そのうち合流するだろう?」
「どこかで右折したらいいんじゃないの?」
などと、助手席に座って道路地図を見ているわたしに言うのですが、そんな上手い話しはそうそうありません。
「いや、これもう無駄に走っているから。ここでUターンして引き返して」
と言っても、
「Uターンできる場所がない」
「後ろが詰まってるし」
と、なぜか言い訳するのです。
そしてそのまま真っすぐ進み、結局目的地とは全然離れた場所に出てしまう…。
じゃあわたしが運転代わるよ、と言っても、聞く耳を持ちませんでした。
このエピソードは、数えればきりがありません。
あれは一体何だったのでしょうか。
これも発達障がいの特性でしょうか。とにかく、途中で中断できないのです。
そのせいで、散々な目に遭いました。何度も何度も繰り返されました。
子供も、年齢が進むと気づいたんでしょう。
「お母さんが道違うって言ってるよ」
と夫に声をかけても、終いには黙って様子を伺うようになりました。
夫が運転する横に座ったのも、遠い昔の話しになりました。。