昨日、友人が出張でこちらに泊まってる、と連絡してきました。
今日帰るので、その前に駅近くで一緒に食事をすることになりました。
お店は、友人が適当に予約してくれるとのこと。
そういうわけで、本日いそいそと行って来たのですが…。
予約のお店は、焼き肉屋でした。仕事先の人に、ここの店は美味しいと聞いたそうです。
わたしはほぼチェーン店の焼き肉屋しか入ったことがなかったのですが、ああいう個人経営の焼き肉屋って、必ずしも安いわけではないんですね。
「ここ、美味しいって言ってたよ」
という意味は、わたしは勝手に
「安くて美味しい」に脳内変換していたのですが、
「高級だけども、そこそこリーズナブルなお値段で提供している」という意味だったのです。
看板には但馬牛の文字があり、恐る恐る入ってみれば、一皿4桁のお値段。
ええ…これは高い店じゃない?
わたしは、超絶ビビッてしまいました。
友人とは、お互いの仕事の話し、子供の話し、職場の人間関係の話しで盛り上がりました。
でも、わたしは気が気でありませんでした。
だって、
「すごくお腹減ってるのよね、朝食べてないし」
と、がんがん注文するのです。この友人は、若い頃からわたしの倍は食う大食いです。
いや、そんなに頼んだら、いったいいくらになるのか。
友人はバリキャリで稼ぎもあり、昔から食だけは金を使います。遠慮もありません。
そんなことで頭がいっぱいになり、途中から、氷だけ残ったコーラのグラスをストローでつついてばかりいました。
「全然食べなかったじゃん」
「いやトシのせいか、あんまり食べられなくなったのよね(大嘘)」
優しい友人は、
「ほとんど自分が食ったようなものだから(それは本当)」と、半々で割り勘するのをを許してくれませんでした。
アリガトン、友よ。お陰で(?)楽しい食事でした。