本当にこの年で情けないことです。
泣きたい時は我慢しないで、とはよく聞きますが、わたしの場合はむしろ逆効果のような気がします。
惨めで情けなくて恥ずかしくて、一体自分は何をしてきたんだろうと思います。
その時々で、良いと思って選択した結果がこれです。
夫と口をきかなくなったのは、いつ頃からでしょうか。かれこれ14,5年も経つでしょうか。
夫の2回の失業を経て、わたしは夫との結婚生活に見切りをつけました。
それまでは夫の顔を潰さないよう気づかったり、「主人」として立てたり、子供の「お父さん」として、普通に接していたんです。ごく普通の夫婦のように。
しかし2回の失業の後、2回の無職期間があり、これはもうダメだと思いました。その時、初めて真剣に離婚を考えました。
結果、離婚せず今に至っています。ボロクソに言っている職場に就職したのも、その時です。
でも、わたしの経済力だけでは、子供の学費を出せなかったのです。
離婚で容易に責任を放棄するような楽な真似を、夫にさせたくなかったんです。
わたしの願い通り、奨学金なしで子供を社会に送り出せたことは後悔していません。
だって夫の奨学金返済は、子供の高校時代まで残っていたのです。
利子がなかったとはいえ、これを見たわたしが、子供に奨学金を借りろとは言えなかっです。
ここのところの寝不足のせいか、若干めまいがしますので、今夜は早く布団に入ります。