結婚して30年あまり。ずっと夫と同室で休んできました。
いやいやいや、勘違いしないでください。夫に操を立てて…なんて口が裂けても言いません
←こんな言い方死語ですよねもしかしたら意味わかんない人もいるかもですね
これもひとえにエコ、節約のためです。
1部屋で寝た方が、エアコンも1台の稼働で済むし、冬場も2人の方がいくぶん暖かい(臭いけどね)。そのためだけに、ずっと同じ部屋で寝てきました。
つい先日、汚い汚い話しを書いたのですが、あの後わたしの懸念した通りになりました。
2回目のネゲロがあったのです。
前回の掛布団、よっぽど捨ててしまおうかと出してあったのですが、取っておいて良かったです。いや、良くはないけど。
わたし、夫に言ったんですよ。
遅くまで、寝る寸前まで飲み食いしないこと。氷の入れすぎは内臓を痛めるからやめること。だって冬場に、グラスの縁までいっぱい氷を詰めた酒を、何倍も飲んでいるんですから。ガンガンストーブを炊いても、そりゃ意味がないというものです。
夫は、わかったともなんとも反応がありませんでした。たぶん、加齢からくる喉や胃腸の衰えなんて、全然想像できないのでしょう。
この「想像してみる」ということが出来ないのは、夫の最大の欠陥です。だから、発達障がいかも、と思い当たったのです。
だから次もやるかもな、という予感はありました。残念ながら、その予感は当たりました。
わたしはもちろん怒り心頭、軽く殺意もわきました。だから言ったのに。またやるよって。
その前ほど酷くはなかったけど、後始末は軽く1時間かかりました。腹立たしくてたまりませんでした。これが病気ならいいのです。子供ならいいのです。でも、この場合は違います。
そのあと、後始末はこれから自分でどうぞ、とバケツを部屋に置いて、わたしは子供の部屋に引っ越しました。
もう誰も使っていないベッドに寝転び、見慣れない天井を見ていると、何だか猛烈に寂しくなりました。
とうとう、こんな夫と置き去りになってしまった。この先、もう家の中に楽しい日々など来ないのかもしれない。
などと、ちょっと悲しい気持ちで眠ったのですが…。
1人で寝るって、こんなに気持ち良いものだったんですね(白目)。
何も雑音が聞こえないから(夫の咳やいびき、寝言)、自分でも驚くほど熟睡できました。
いつでも帰って来られるようにと、ほぼ使ってなかったこの部屋。結婚後も、いっさい手をつけていませんでした。
でも、もういいのかもしれません。わたしの快適寝室として使おうと思います。