老化ってこういうことか、と思わされることが、よくあるようになりました。
あちこちで、もう60だから無理がきかない、とか、疲れがたまる、とか、見聞きしますが、自分の感じだとそうではなくて。。
(…子供がいた時の方が大変だったのに、今なぜこれ?)という感触で気づくことが多いです。
なお、気持ちの方としては、40代あたりから変わっていませんw。
こんな婆さん顔になってきたのに、笑っちゃいますよね。
だから、買い物の重複とか、待ち合わせの日付とか、ちょっと確認すれば防げた事故を自分がやるなんて、信じられませんでした(夫は若い頃から得意ですが)。
昨年の骨折もそう。ちょっと転んだだけなのに、あんなことになってしまうとは。
お陰様でもう痛みなどはなく、何をするにも気を遣うこともなくなりました。
自身でも骨折したことなど忘れかけていたのですが、先日、驚きの事実が発覚しました。
左手で、カーディガンの左肩の大きな毛玉をむしろうとしたのです。
毛玉を取ろうとしたら、そこまで指先が届きません。頑張って頑張って、ようやく触れられる程度です。
手のひらをお祈りポーズに合わせる形は、リハビリとして何回もやっていて、確認済みです。折った左手首も、外側にちゃんと90℃に曲がります。
でも、手の甲同士を合わせてみると、右手よりも全然内側に曲がりません。
こんなに何か月も経って、初めて気がつきました。
右手と並べてみると、手のひらの厚み、手首の太さ、指の太ささえ、どれも左手の方が大きいままです。まるで男の手のように思えて、あまり見ないようにしているくらいです。
以前に医者にも訴えたのです。左手がデカイままですって。
でも機能的には何も問題ないと言われ、それで終わってしまいました。そのうち時間とともに、元に戻るんだろうと思っていました。
職場の骨折経験者(40代)に聞いてみると、「あるある、それあるよー」とのこと。その人は、数年も経ってから元のように曲がるようになったと言っていました。
でもネットで見たところ、年寄りはそうではないようなんです。
いったん骨折してしまうと、元のようには動かせなくなる、といったことは普通にあるようなんです。
もう、腕立て伏せのような動作も問題ないし、痛みもまったくないから、全然気づいていませんでした。
日常生活には確かに何の問題もないのですが、ショックです。こうやって、知らぬ間に老いが忍び寄ってきているんですね。。