昨日関東でも、変な地震がありました。船に乗っているかのような、ゆ~らゆ~らした地震です。
震度は大きくなかったけど、「なにこれ!地震なの?」「気持ち悪いね」という声が職場であがりました。
いつもは、「ゴゴゴゴゴゴゴ」または「ドシンッ」「ドンッ」で来るのが普通です。この辺りは、下から不気味な地鳴りも聞こえることもしょっちゅうです。
愛媛、高知で大きな地震がありました。能登半島地震の復旧も遅れているようです。
家屋の修復も、本当に大変そうです。
わたしはまったく詳しくないのですが、こういうのは全部保険が適用されるのでしょうか。年がいってからの高額な修理は、ローンが組めたとしても大変そうです。
生命保険だって、かけてあるから安心というわけではありません。自分のお金と同じように、自由に使えるわけではありません。保険会社がOKを出さなければ使えません。
結婚してから、ずっと賃貸住宅できました。
昔は(60過ぎても賃貸なんて、恥ずかしいかもしれない…)なんて思ったこともありました。
子供の学費優先でやってきたから仕方なかったとはいえ、いざ子供が結婚となったときに、(実家が賃貸とか、お相手の親からどう思われるだろうか)などと心配したこともありました。
でも、こうして生きているうちに、時代は進むものです。
今は、賃貸でよかったと思っています。
最近の地震や大雨など災害のニュースを見ると、いつ自分もそうなるかもしれない、と思えばなおさらです。
わたしが若い頃は、結婚したら戸建てを建て、子供が継がなければ売り、老人ホームに入る原資にする、という常識がまかり通っていたものです。
でも、この常識は、親の世代までのもの。
この先、この常識はもう古いものになるでしょう。
高齢になったら賃貸を借りられなくなる、というのも、そのうち法律そのものも変わっていくと思っています。
だって、こんなに独身の高齢者が増えていく一方なのです。
↓朝日新聞
これ、都会だけの話しじゃないんですよ?すごいですよね。
今の職場も7割ほどが独身です。もちろん家を買ってる人もいるけど、さてその先はどうするのでしょう。この少子化に、思うように売れるのでしょうか。
賃貸住宅で災害に遭ったら、家屋の損傷や修理は、当たり前ですがすべて貸主、つまり大家さんの負担になります。
元々、今でも家のメンテナンスは、大家さんに連絡一本入れるだけで即解消です。これは、高齢になるほどありがたいことです。
ただし賃貸は、倒壊や大規模損害で住めない状態になれば、そこで契約終了となるようです。