以前、こんな話しを書いたのですが。
この同僚(他部署の40代後半女性)は、この春ご実家のある地方に転職しました。
実家には、お父さん(お母さんは死去)、お父さんの姉(独身)、お父さんの弟(離婚して独身)の3人暮らし。
一番年上のおばさんが骨折を機に歩行困難になりました。
まだ病院や介護施設にはお世話になる前ですが、80代の3人暮らしは、そのうち行き詰るのを見越して、一人っ子の同僚が地元に帰る結果になりました。
退職というので、驚いて聞いてみたのですが、やはりこれが原因でした。
でも彼女曰く、
「それだけじゃないの。大学進学からずっと関東にいたけど、そろそろもういいかなって。ここも給料良くないし、だったら在宅ワークでできる会社に転職したいなって、ずっと探していたの」
という話しでした。
彼女も独身、そろそろ先のことを考えてのことだったようです。
そう、うちの会社は、在宅を認めていません。
コロナが終わり、全社員強制終了しました。どうも、家にいるとサボっていると勘違いしている役員が多いらしいです。この少子化、人手不足が叫ばれる時代に、何とも時代遅れなジジイが多い、残念な会社です。
彼女はまだ40代だったし、先を考えて転職して正解だったと思います。さすがです。
そして、他人事ではないんですよね。
わたしの兄弟は、独身。離婚して子供はなし。気楽なものです。
でも、実家の近くに住んで親とも相性は悪くなく、これまで気楽だったのは、ある意味わたしの方だったかもしれません。
おそらくがっつり稼いでいるので、さぞかし貯金の方も…。扶養家族もいないし、何かあっても全然困らないじゃん、と思っていました。
でも何かあったら、もう高齢の親では対処できません。それこそこの記事のように、誰も自分の死亡届は自分で出せないのです。
↓朝日新聞です
いや、役所の死亡届けくらいならいくらでもやりますが…。
その前に、山のような仕事がありそうです。人間、今の時代はなかなか死なないものですし。
病院やなんかの保証人、緊急連絡先、上記のような場合のお金の管理。
え、これ、もしかすると全部わたしの役目??でも、わたしの方が年上なんだけどw。
わたしが先に死んだら、姪と甥にあたる、うちの子供がやることに??
親の後始末は、誰でも仕方のないことですが、さらにその兄弟の後始末を頼むのは、心苦しいです。でも、他に頼める血のつながった人がいません。
こういうの、将来はお金で解決できるようになればいいのですが。。。