残念なことに、わたしはビキニなるものに手を出したことがありません。若い時に着ておくべきでした。今となっては、いかんともしがたいこの森三中スタイルです。ちょっと後悔しています。
80年代後半から90年代は、ビキニの食い込み版、ハイレグなるものが世に登場していました。当時、アレを装着してホテルのプールに行ったりするには、ちょうど絶好のお年頃でした。しかし、どうもなんだかどうもなぁと躊躇しているうちに、無事流行は終わりました。
ビキニを買わなかった理由としては、以下が挙げられます。
①値段が高い。あんな小さい布地に、5000円とか1万円払うなんてどうかしている、と思った。
②アレを装着して泳ぐ勇気がない。泳ぐのは大好きなんで、水場に行ったらガチで泳ぎます。バッシャンバッシャン泳ぐと、上下ともに色々不都合がありそうだなと思った。
③物心ついた時には(中学生くらい)すでに小デブでした。あれ、わたしってMサイズがきついんだな、と思った記憶があります。なので、ハラが出ているので純粋に似合わないと思った。で、ワンピース型の大人しめの水着を買った(でも当時のワンピースは、股間部分が若干Vの字よりだった)。
当時わたしは、丸の内のOLでしたし、時代はバブルでした。ホテルのプールも行ったし、スキーも行きました。毛皮のコートも買いました。だって、周りもみんなそうでしたから。しかし、ビキニには手を出しませんでした。
職場で、昼食の時、この話題が出ました。そうしたら、ほとんどの人が「えー、若い頃は普通にビキニ着たよー」というのです。あの、ふんどしと見まごうばかりのハイレグさえ着たというのです。
わたしが驚きと賞讃の言葉を皆にぶつけまくると、
「だってみんな着てたじゃない」「流行ってたもんねぇ」「普通よー」
と言います。確かに。わたしの周りの人たちもそうだったんですが、でも人がやってるからといって、真似はしたくないという、ひねくれた思考が当時からわたしにはありました。
今更着てみたいと思っても、もう手遅れです(別に着たいわけじゃないけど)。やはり、その年齢にふさわしいものって、ありますよね。お砂場遊びが楽しい年齢に、お勉強させても、効果半減なのと一緒のような気がします。
市のプールなどには、子供達が小さいころはずいぶんと通いました。私自身泳ぐのが大好きなんです。暑くなってくると、海にもよく行きました。当時が思い出されます。今でも、冷たい海の水に、肩までザブンとつかってみたいです。もうどのくらい泳いでないでしょうか・・。