おおおお、暑すぎる…。早々に子供の家から、帰宅しました。
せっかく都会に出たんだから寄り道でも、などとはゆめ思わず、一目散で帰ってきました。ずっと頭痛がします。
都会の暑さは、田舎の草いきれの暑さとまた違って、また格別です。普段は、車に座って行ったり来たりの人生を歩んでいるわたしには、もう電車通勤はできないかもしれません。特に、もう夏は駄目ですね。
日曜日の電車、混雑していました。1/3くらいの人は、マスクをしていませんでした。そして、まだ開いている電車の窓。熱風が吹き込んできて、暑い暑い。
マゴは、すやすやと大人しく眠っていました。
まるで天使のような、とはよく言ったものだと思います。
子供夫婦は、挨拶もそこそこに、さっさと昼寝に突入。ずっと寝不足だそうです(笑)。それって、普通なんですけどね。
そんなこんなで、しばらく赤ん坊のお世話を承りました。
抱っこしたアカポの重みは、食パン一斤を抱っこしているかのよう。暖かくて、ずっしりとしてて。
ついこの前まで、こんなの抱っこして右往左往していたのにな。あれから、四半世紀も経ったなんて。腕の中に感じる、さっと走る暖かさ。おしっこをした時の感覚が蘇りました。
まだまだ、固く目をつむって、おててもぎゅっと握りしめて、ただただ眠っているばかりです。
わたしも、血眼になって眺めまわしたのですが、どうもこれが自分の末裔という実感がわきませんでしたw。
かといって、他所の子とも違うし。なんというか、自分の子供が子供を抱っこしているのを見るって、なかなか不思議な感覚に襲われます。
でも、やはりまだ20代ですね。毎晩オールで遊んで、そのまま出勤しているくらいの大変さ、だそうですよ(笑)。わかります。わたしもかつては20代でしたから。
徹夜出来なくなったな、と感じたのが30代。寝ないと次の日が終わるな、と感じたのが35才。40才くらいまでは、まだまだ元気だったような気がします。
夜勤のコンビニ工場のパートを終えて、そのまま子供を海に連れて行ったこともありました。ディズニーに行ったこともありました。全部、自分1人でこなしたことのほうが多かったです。帰り道の高速道路、目を開いたまま運転していました。ふっと看板を見たら、自分が降りるインターだった、なんてこともありました。
四半世紀も経っているわけですよね。次の世代が、こうして目の前にいるのですから。存外に早かったです。こうして自分の人生も、案外あっという間だったな、という感じに終着するんだろうな。
しかし、とにもかくにも、外が暑いです。これが続けば、この夏はもう外出したくありません。